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浜松市にある、阿多古川沿いの自然豊かなエリア「くんま ホタルの里」。ここでは毎年6月上旬から下旬にかけて、約1500~2000匹ものゲンジボタルが夜空を彩ります。本記事では2023年の見頃時期、アクセス方法、そして鑑賞する際の注意点について詳しくご紹介します。夏の夜、幻想的な自然体験を楽しみたい方はぜひご一読ください。
この記事でわかること:
「くんま ホタルの里」のホタルの見頃時期
アクセス方法と駐車場情報
ホタル観賞時の注意事項と問い合わせ先
くんまホタルの里のホタル2023の見頃
くんまホタルの里のホタル観賞の見頃は、毎年6月上旬から下旬までとなっております。特にホタルが活動的となるピークは6月の中旬で、その期間中には約2000~3000匹のゲンジボタルが舞う美しい景観を堪能できます。
くんま ホタルの里ホタルの見どころ
くんまホタルの里では、ゲンジボタルの光のイルミネーションを楽しむことができます。清流で知られる阿多古川沿いの六郎沢での観賞は特におすすめで、ひとときの風流を感じられます。
くんま ホタルの里祭り2023の情報
残念ながら、2023年のホタル祭りは開催中止となっています。しかし、6月11日(土)には「ホタルの学校」を開催し、ホタルの保全活動について学ぶことができます。
くんま ホタルの里アクセスと駐車場
くんまホタルの里へのアクセスは、遠州鉄道西鹿島駅からくんま水車の里行きバスで30分、六郎沢下車後、徒歩5~6分となります。車でのアクセスの場合、東名浜松ICから県道9号経由で約1時間です。駐車場は六郎沢地内に50台分ありますが、近隣の私有地への駐車はできません。
くんま ホタルの里ホタル情報2023
名称 | くんま ホタルの里 |
住所 | 〒431-3643 静岡県浜松市天竜区神沢(六郎沢地内) |
見頃の時期 | 6月上旬~6月下旬(ピークは6月中旬) |
観賞エリア | 阿多古川沿いの六郎沢地域 |
ホタルの種類 | ゲンジボタル |
匹数 | 1500~2000匹 |
入園料 | 無料 |
アクセス | 遠州鉄道西鹿島駅からくんま水車の里行きバスで30分、六郎沢下車、徒歩5~6分 または東名浜松ICから県道9号経由で約1時間 |
駐車場 | 六郎沢地内50台(※近隣の私有地には駐車不可) |
問い合わせ | 夢未来くんま TEL:053-929-0636 |
くんまホタルの里では、ゲンジボタルが飛び交い、その数は例年約1500~2000匹とされています。ただし、ホタルは非常にデリケートな生物であり、天候等によってその出現の状況が左右されます。鑑賞の際は明かりを照らさず、ホタルの捕獲は遠慮し、車での立ち入りは避けるようお願いします。
ホタルの見頃はいつ
初夏の風物詩として知られるホタルはその神秘的な光で多くの人々を魅了します。しかし、その美しい光を見るためには、いくつかの条件が揃う必要があります。
種類と地域によって見頃は変わる
まず、ホタルの種類によって見頃が異なります。一部の種類は春に活動し、一部は初夏に活動するため、ホタルの種類によって見頃が変わることを覚えておいてください。
- ゲンジホタルの観賞時期は5~7月
- ヘイケホタルは6~8月が一般的
次に、地域と季節も見頃に大きく影響します。一般的には、ホタルは5月から7月にかけての暖かい季節に活動することが多いですが、地域の気候や標高によっても見頃は前後します。
ホタルの時期と季節
ホタルの見ることができる時期は地域によって異なり、次のようになります。
- 九州の南部: 5月中旬から見ることができます。九州の南部は日本の中でも比較的暖かい地域なので、他の地域より早い時期にホタルが現れます。
- 中国地方・近畿地方: 5月下旬になると、中国地方や近畿地方でもホタルが見られるようになります。これらの地域では、春が深まり、環境がホタルに適してくるためです。
- 関東地方: 6月上旬には関東地方でホタルが見られるようになります。関東地方は比較的温暖な地域であるにも関わらず、九州や中国・近畿地方と比べて少し遅めにホタルが出現します。
- 北陸地方・東海地方: 6月中旬になると、北陸地方や東海地方でもホタルが見られるようになります。これらの地域は比較的寒冷な地域であるため、ホタルが現れるのは他の地域よりも少し遅めです。
それぞれの地域でホタルが見られる具体的な時期は、その年の気温や天候によって変動する可能性があります。また、ホタルは静かで清潔な水辺を生息地とするため、自然環境が保たれている場所でなければ見ることができません。
ホタル見学は天候に気をつけよう
また、ホタルの活動は天候にも影響を受けます。雨や風の強い日はホタルが光らないことが多いので、穏やかな天候の日を選びましょう。
そして、一晩の中でもホタルは特定の時間帯に活動します。多くの種類が夕方から夜にかけて光ることが多いので、その時間帯に観察すると良いでしょう。
ホタルの生態
ホタルは卵、幼虫、成虫の3つの段階を経て一生を送ります。特に幼虫の期間は2年以上に及ぶことがあり、この間に体を成長させて成虫となります。
ホタルが光るのは、主に交尾のためです。雄が雌を引き寄せるために光を放ち、それに応えて雌も光を放つのです。
また、ホタルは湿度の高い森林や川辺などに生息し、幼虫の時期は地中や水辺で過ごします。食事は主に昆虫やミミズなどを食べますが、天敵としてはカエルやクモなどがいます。
ホタル見学の注意点
ホタルを観察する際には、自然環境への影響を最小限にするためのエチケットを守ることが重要です。ホタルの生息地を荒らさないようにし、ホタルを直接触らないように注意しましょう。
夜間の安全性
また、夜間の安全も重要です。暗闇での移動は危険なため、必要な場合はヘッドライトや懐中電灯を用いて足元を照らすことが重要です。ただし、ホタルの観察には暗い環境が必要なので、必要最低限の明るさに調節し、ホタルがいる方向に直接光を当てないようにしましょう。
虫よけスプレーやフラッシュライト
虫よけスプレーやフラッシュライトの使用についても注意が必要です。虫よけスプレーの成分がホタルに影響を与える可能性があるため、使用する場合はホタルがいない場所で吹きかけ、効果が落ちたら再度使用するようにしましょう。また、フラッシュライトの強い光はホタルの行動を乱す可能性があるので、使用は控えめにしましょう。
雨天の日はホタルは見られない?
天候や季節による観察の影響も考慮に入れることが重要です。例えば、雨天の日はホタルの活動が低下する可能性があるため、晴天を選ぶと良いでしょう。また、季節によってホタルの種類や活動パターンが変わるため、その地域の情報を事前に調査しておくと良いでしょう。
最適な服装と持ち物で
最後に、適切な服装と持ち物も重要です。ホタルを見に行く場所は自然豊かな場所が多いため、虫刺されを防ぐための長袖、長ズボン、帽子等を着用しましょう。また、足元が悪い場所もあるため、歩きやすい靴を選び、必要に応じて虫除けスプレーや水分補給のための飲み物などを持参すると良いでしょう。
これらのポイントを押さえつつ、ホタルの美しい光を楽しむことができれば、きっと素晴らしい体験となるでしょう。