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ドメブラ、つまりドメスティックファッションブランドにご興味はありますか?
日本発のファッションブランドは、国内外で高い評価を受けていますが、その魅力や特徴について十分に知られていないことも多いです。
この記事では、ドメブラの世界を紐解きながら、様々なジャンルのブランド、その特徴やおすすめポイント、メリット・デメリットを解説します。
ドメブラ(ドメスティックファッションブランド)には、さまざまなジャンルが存在し、ハイファッション、ストリートファッション、モード系、カジュアル、テックウェア、トラディショナルなど、それぞれが独自のデザインや哲学を持っています。どんな特徴があるのか、そしてそれらがどのような人におすすめなのかも、一つひとつ詳しく解説していきます。
また、記事では、特にレディース&メンズ向けのおすすめドメブラ25選を厳選してご紹介していますので、ぜひ、この記事を参考に、あなたにぴったりのドメブラを見つけてください。おしゃれの幅が広がること間違いなしです!
ドメブラとは?
ドメスティックブランド(ドメブラ)とは、日本発のファッションブランドのことを指します。
これらのブランドは、流行を取り入れたデザイン、高品質の生地、そして海外ハイブランドに比べてリーズナブルな価格が魅力です。「質が良く、かつハイブラほど高すぎない服が欲しい」という方におすすめです。
例えば、日本のおしゃれな人やショップ店員さんが実際に愛用しているブランドがドメブラです。メンズ・レディース両方のラインが揃っているため、男女問わずおすすめのブランドが見つかることでしょう。
本記事では、ドメブラの魅力や特徴について解説し、さらに人気のおすすめブランド25選を厳選してご紹介します。ドメスティックブランドについてまだ知らない方も、この機会にぜひその魅力を知っていただければと思います。それでは、さっそく見ていきましょう。
ドメブラのジャンル一覧【2023年版】
日本発のファッションブランド(ドメスティックブランド)には様々なジャンルが存在します。
以下にいくつかの例を挙げます:
ジャンル | 代表的なブランド |
ハイファッション・デザイナーブランド | COMME des GARCONS(コムデギャルソン)、Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)、Issey Miyake(イッセイミヤケ) |
ストリートファッション | A Bathing Ape(ア・ベイシング・エイプ)、NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)、WTAPS(ダブルタップス) |
モード系ブランド | Toga(トーガ)、UNDERCOVER(アンダーカバー)、sacai(サカイ) |
ベーシック・カジュアルブランド | BEAMS(ビームス)、United Arrows(ユナイテッドアローズ)、MUJI(無印良品) |
テックウェア・アウトドアブランド | nanamica(ナナミカ)、and wander(アンドワンダー)、Snow Peak(スノーピーク) |
トラディショナル・ヘリテージブランド | Kapital(キャピタル)、45R(45アール)、Blue Blue Japan(ブルーブルージャパン) |
これらのジャンルはドメブラの一部の例であり、日本のファッションブランドは他にも多様なスタイルやデザインを提供しています。また、それぞれのブランドは独自のデザインや哲学を持っており、ファッション業界において独自の地位を築いています。
ドメブラのメリット・デメリット
「ドメブラは、おしゃれって聞くけど、悪いところはないの?」と思う方もいるかもしれません。
そこで、ドメブラの特徴をメリット・デメリットに分けてご紹介します。
ドメブラについての理解を深めることで、コーデに取り入れる際の参考になるはずです。
メリット
ドメブラは簡単に言うと、ファッションブランドの中でも、特におしゃれなブランドといった感じです。
デザイン性や品質の高さから、取り入れるだけでおしゃれになれるようなアイテムばかり。
手頃な価格で買える服ではそうはいきません。
「少し高いかも……」と思うかもしれませんが、簡単におしゃれになりたい人は、ぜひチャレンジしてみてください。
デメリット
やはり値段の高さがネックになります。
ファッションに興味のない人からすると、信じられない額かもしれません。
たとえば、アウターは10万超え、Tシャツでも1万円を超えるような価格帯です。
また、人気のドメブラアイテムは、すぐにサイズ欠けしたり、売り切れてしまったりすることもあるでしょう。
おすすめレディースドメブラ10選【2023年版】
おすすめのレディースドメインブランドをインスタグラムの画像付きでご紹介します。
1)「COMME des GARCONS(コムデギャルソン)」
1969年にデザイナーの川久保玲さんによって設立されたドメスティックブランドです。
1982年のパリファッションウィークでは、当時タブーとされた「黒」を使ったコレクションで、世界から注目を浴びました。
黒を基調とした、モノトーンベースのモードファッションが特徴的です。
型にはまらない芸術的なブランドと言えます。
2)「Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)」
ヨウジヤマモトは、日本のファッションデザイナーである山本耀司が手掛けるブランドです。
モノトーンを基調としたシンプルでモダンなデザインが特徴。
さらに、シルエットに特徴がある非対称なデザイン、素材にこだわった贅沢な生地など。
また、ヨウジヤマモトの服はタイトではなく、ゆとりのあるシルエットが魅力です。
3)「sacai(サカイ)」
阿部千登勢が手掛けるドメスティックブランド。
異素材の組み合わせやディテールにこだわったデザイン、2つ以上のアイテムを合わせたようなレイヤードスタイルが特徴です。
スポーツウェアとアパレルを融合させたデザインで、機能性とスタイルの融合を提案しています。
洗練されたカジュアルスタイルは、世界的にも高い評価を得ています。
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4)「ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)」
1971年に、三宅一生によって設立された日本のドメスティックブランドです。
「1枚の布」をコンセプトに、独自の素材を開発して身体と布の「ゆとり」の関係を追求しています。
代表的な素材は「プリーツ」で、シワがつきにくく楽な着心地が特徴的。
なかでも、プリーツパンツが人気を集めています。
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5)「AURALEE(オーラリー)」
AURALEE(オーラリー)は、2015年にデザイナーの岩井良太によって設立され、上質な素材とシンプルなデザインが特徴。
デザイナー自身が素材にこだわり、高い技術を持つ工場で製作しており、毎日着ることに適したデザインが魅力です。
ニットやシャツが代表アイテムで、着心地が良く、やみつきになるファンが続出しています。
6)「stein(シュタイン)」
2016年に設立されたシュタインは、デザイナーの浅川喜一朗が手掛けるユニセックスアイテムが特徴的です。
オーバーサイズシルエットが最大の特徴で、空気感を持った服を追求した結果生まれたものとのこと。
縦にストンッと落ちる美しさや、ドレープ感によって生まれる陰影がポイント。
ゆるさと緊張感を併せ持つドメブラです。
7)「08 sircus(ゼロハチサーカス)」
デザイナーの森下公則によって2010年に設立されました。
ブランド名の由来は「08=蜂」と「SIR=英国の称号」「CUS=CUSTOMER(顧客)」を組み合わせた造語です。
リラックス感があるけど、シックでエレガントなデザイン。
品質と着心地の良さはもちろん、デザイナー自身が本当に着たいと思う服作りをしています。
8)「DAIWA PIER39(ダイワピア39)」
日本の釣り具ブランド「ダイワ」と「BEAMS」のコラボレーションにより誕生したファッションブランド。
釣り由来のディテールを都会的なファッションに昇華させたデザインが特徴で、「大自然と都会をシームレスに繋ぐ架け橋」というコンセプトを掲げています。
若者を中心に支持され、ファッション性と機能性を両立させたドメブラです。
9)「YAECA(ヤエカ)」
https://www.instagram.com/kyok.o_o/?hl=jaYAECA(ヤエカ)は、日常着をコンセプトにしたドメスティックブランドで、良質なオーガニック素材を使ったナチュラルなデザインが特徴です。
シンプルながらもリラックス感があるアイテムが揃っており、特にコンフォートシャツやデニムのファン、という方は多いはず。
日常着を求めるおしゃれさんたちから絶大な支持を集めています。
10)「Mame Kurogouchi(マメクロゴウチ)」
草花をモチーフにした刺繍と美しいシルエットが特徴のドメブラ。
「ユニクロ」とのコラボで知った、という方も多いのでは?
デザイナーの黒河内真衣子は、国内外で多くの受賞歴を持ち、パリコレにも出展しています。
ブランドの衣服は、緻密な技術で生み出される独自の刺繍が施され、女性の身体を美しく見せるシルエット設計が注目を集めています。
おすすめメンズドメブラ10選【2023年版】
1)「UNDERCOVER(アンダーカバー)」
UNDERCOVER(アンダーカバー)は、日本のファッションデザイナー、高橋盾が手掛けるブランドです。
特徴は、ポップカルチャーとアートを融合させた斬新なデザイン、モードな要素を取り入れたアイテムが挙げられます。
着用者に独自のスタイルを表現する機会を与えてくれる、クリエイティブなデザインが魅力的です。
2)「FACETASM(ファセッタズム)」
2007年、デザイナーの落合宏理によって設立されたドメスティックブランド。
落合宏理は、日本の期待される新鋭デザイナーのひとりとして注目されています。
ファセッタズムは自由な東京のストリートカルチャーを表現し、遊び心のあるプリントや派手な色使いが魅力。
姿勢は型にはまらない東京らしさを表現しています。
3)「MIHARA YASUHIRO(ミハラヤスヒロ)」
1996年、三原康裕によって設立されたドメスティックブランドです。
既成概念にとらわれない遊び心のあるデザイン性が特徴的で、アートとファッションを融合し、世界的に知名度を上げている。
なかでも、デザイナー自身が作り上げた型から生まれた唯一無二のスニーカーが人気を集めています。
4)「N. HOOLYWOOD(ミスターハリウッド)」
デザイナーの尾花大輔によって2001年に設立された、古着からインスパイアを受けているドメスティックブランドです。
今っぽいシルエットのミリタリーアイテムを探している人におすすめ。
ミリタリーウエアをベースにモダンで洗練されたデザインが特徴で、コンバースやニューバランス、G-SHOCKなどとのコラボでも有名です。
5)「JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョンローレンスサリバン)」
元プロボクサーであるデザイナー柳川荒士によって設立された日本のドメブラ。
イギリスのテーラードを軸とし、ミックスしたエレガントなデザインが特徴で、ジャケットとスラックスが代表的なアイテムとして知られています。
美しいシルエットを作るために、ゆとりとフィット感を区別して設計。
世界中から注目され、パリコレにも出展しています。
6)「COMOLI(コモリ)」
日本のドメスティックブランド「COMOLI」は、ベーシックなデザインと上質な素材、そして独特な空気感が特徴。
コンセプトをもとに、日本の気候や体型に合わせた上質でシンプルな日常着を展開しています。
代表的なアイテムにタイロッケンコートやシャツ、デニムがあり、即完売するほどの人気ぶりです。
7)ATON(エイトン)
久﨑康晴が設立したドメブラ。
シンプルで洗練されたデザインが特徴のベーシックアイテムを展開し、男女別アイテムの他、ユニセックスアイテムもあります。
上品で美しいワイドシルエットに、高品質な素材を使用しており、スビンコットンを使用したアイテムは人気が高いです。
長く愛用できるようなデザインと素材に、こだわりを感じられるはずです。
8)「Graphpaper(グラフペーパー)」
南貴之によって2016年に設立されたドメブラ兼セレクトショップです。
大人のための上質なワードローブを提案しています。
素材感とシルエット設計に優れ、なかでもシャツはブランドの代表的アイテム。
名門シャツ生地メーカー「Thomas Mason(トーマスメイソン)」の生地を毎シーズン使用しています。
9)「NEEDLES(ニードルズ)」
清水慶三さんが手掛けるニードルズは、アメカジスタイルのベーシックなアイテムに、遊び心のある独特なデザイン性を加えたファッションが特徴です。
アイコニックな蝶のロゴが入ったアイテムは、上品なカラーリングと、ドレスライクなシルエットから人気を博しています。
世界各国で、20年以上バイイングを牽引してきたデザイナーの審美眼も高く評価されています。
10)「TEATORA(テアトラ)」
2013年に上出大輔さんが設立した、ワークチェアで働く人のためのワークウェアブランドです。
座ることを前提としたプロダクトを提案し、ワークウェアとしての機能性と上品なデザイン性を誇るアイテムを展開しています。
シンプルなデザインで高品質な仕上がり、年齢・性別・体型を問わないシルエット設計なので、男女兼用も可能です。
ジェンダーニュートラルなドメブラ5選【2023年版】
1)「kolor(カラー)」
kolor(カラー)は2005年に、阿部潤一によって設立された日本のドメスティックブランドです。
素材使いに定評があり「素材の魔術師」として知られています。
ベーシックなアイテムに独特の感覚で、色・柄・素材・パターンなどを組み合わせ、アシンメトリーのアイテムが特徴的。
ちなみに、奥様は「sacai」のデザイナー阿部千登勢です。
2)「JUNYA WATANABE(ジュンヤ ワタナベ)」
「コムデギャルソン」の川久保玲さんの元で経験を積んだ、渡辺淳也さんによって始められた日本のドメスティックブランド。
定番アイテムに新たなフィーリングを取り入れることがコンセプトで、革新的なパッチワークが人気を集めています。
過去には一流ブランドとのコラボもあり、世界的にも注目されているブランドです。
3)「YOKE(ヨーク)」
YOKE(ヨーク)は2018年に設立され、男女共に着れるユニセックスアイテムを展開しています。
ブランドのコンセプトは「繋ぐ」で、デザインにもそれが取り入れられています。
特徴的なパイピングなど、スタンダードなアイテムに工夫を凝らしたデザインが印象的です。
トレンドライクなゆるいシルエットで、若者を中心に爆発的な人気を博しています。
4)「DIGAWEL(ディガウェル)」
西村浩平により設立されたドメブラです。
セレクトショップから始まり、シャツと革小物を製作し、その後ファッションブランドに発展。
コンセプトは「素敵なものを作り続けること」「楽しいかどうか」で、シンプルで洗練されたリラックス感のあるシルエットが特徴です。
シャツと革小物は代表的なアイテムで、幅広い年齢層から支持されています。
5)「Hender Scheme(エンダースキーマ)」
2010年に柏崎亮さんによって設立されたエンダースキーマは、シューズやバッグ、小物などをのレザーアイテムブランド。
男女ともに使いやすいミニマルで洗練されたデザインが魅力。
レザーには、様々な種類があり、経年変化を楽しめるのもうれしい。
ファッション小物だけでなく、インテリア雑貨もかわいくておすすめです。
ドメブラはどんな人におすすめ
ドメブラは、簡単におしゃれになりたい人におすすめです。
一流のデザイナーが日本人の体型に合わせたデザインの服を作っているため、誰でもおしゃれな着こなしが可能になります。
海外ブランドの服は、体にフィットせず「なんだか様にならない……」といった経験のある方もいるでしょう。
ですが、ドメブラなら日本人の体型に合った服で、サイズ感に気を使いすぎることもなく、キレイなシルエットが作れます。
ドメブラ選びのポイント
自分の好みに合ったブランドを選ぶことが大切です。
ドメブラといってもジャンルや価格はさまざま、どこが良いということはなく、あなたの好きファッションに合うドメブラを見つけてみてください。
ユニセックスなブランドも多いので、いろいろ見てみるのがおすすめです。
とはいえ、値段も高いので、失敗するのは避けたいところですよね。
ですが、人気のドメブラならフリマサイトなどで、高値で売れることが良くあるので、覚えておいてください。
まとめ
ドメスティックブランドの特徴や、レディース&メンズ向けのおすすめドメブラについて解説してきました。
ドメブラは、日本人デザイナーによる国内ファッションブランド。
主に、ファッションショーに出展しているようなデザイナーズブランドをいいます。
値段は高いと感じるかもしれませんが、デザイン性や品質が優れているので、着るだけで簡単におしゃれになれます。
ぜひあなたの好みに合ったドメブラをコーデに取り入れてみてはいかかでしょうか。