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除夜の鐘は何時から?東京で除夜の鐘がつける寺院 やり方マナー

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  1. 除夜の鐘は何時からつき始める
  2. 除夜の鐘の由来と108回の回数の意味は
  3. 除夜の鐘の鐘がつける東京のスポットとやり方とマナー

1年の終わり、大晦日。
大晦日といえば除夜の鐘ですよね。新年を迎えるにあたりかかせない行事です。
除夜の鐘ってなんとなく知っているけれど詳しく知らない方も多いのでは。

この記事では除夜の鐘について以下をご紹介しています。

・何時からつき始めるのか
・由来や108回である意味について
・手順やマナー

そして除夜の鐘がつける東京のスポット5か所をご紹介。

・築地本願寺
・浅草寺
・池上本門寺
・増上寺
・柴又帝釈天

ぜひ最後まで御覧くださいね。

目次

夜の鐘は何時から何時まで?

除夜の鐘は108回つきますよね。
除夜の鐘は大晦日の何時から何時までつかれているのかご存じですか?

除夜の鐘をつく時間には決まりがあります。
それは107回までを大晦日につき、108回目を新年になってからつくのが正しいそうです。

新年になる前に107回つくために22時~23時頃から時間を調整しているので、寺院によって時間が違います。

また回数についても108回以上つく寺院もあるようです。

寺院によって時間などが違うので確認してみてくださいね。

除夜の鐘の由来と回数108の意味

ここでは除夜の鐘の由来についてご紹介します。

除夜の鐘は日本仏教の行事です。
元々は中国由来で、鎌倉時代から行われるようになったそうです。
今のように大晦日から元旦にかけて行われるようになったのは室町時代からといわれています。

では、除夜の鐘の回数はなぜ108回なのでしょうか。
諸説ありますが、代表的なのは煩悩の数からきている説です。
人間には欲望や怒りなど108の煩悩があると言われており、その煩悩を払うために108回なのだとか。

その他の説としては一年を表す数であることや、四苦八苦(4×9+8×9で108)からという説もあるようです。

また、大晦日のことを「除日」、大晦日の夜を「除夜」といいます。
「除」には古いものを捨てて、新しいものに移るという意味があります。

大晦日は古い年から新しい年を迎えるときです。
一年の感謝や反省を思いながら、古い煩悩を捨てて新たな気持ちで新年を迎えるということなのではないでしょうか。

除夜の鐘のやり方とマナー

除夜の鐘は一般の私たちでもつくことができます。

除夜の鐘をつきに行きたい!と思っているけれど手順やマナーってあるの?と思う人もいると思います。

そこでここでは除夜の鐘の手順やマナーをご紹介。

まず除夜の鐘をつく手順は以下です。

除夜の鐘は、参拝の前につくのでご注意ください。
参拝後につくことは「戻り鐘」と呼ばれ縁起が悪いので忘れないようにしましょう。

1. 鐘の前で、合掌と一礼をします。
ここで心を落ち着かせてくださいね。

2. 鐘をたたく棒である撞木(しゅもく)についている紐を後ろに引き、鐘にあてましょう。
前の人がついた直後でしたら、少し間をあけてください。

3. 鐘をついたあとはもう一度合掌と一礼をします。一人一回鳴らしましょう。
この時に仏様への感謝やお願い事などを心に念じてください。

4. 次の人に順番を譲ります。

このあと本堂へ参拝するのが正しい順番です。

また、次に除夜の鐘をつく際のマナーについてですが以下を守ってくださいね。

・ 鐘を力いっぱいつかない。
一年分の煩悩を吹き飛ばすように力の限りつきたい方もいるかもしれません。
でも鐘や撞木を痛める原因になりますのでやめてくださいね。

・ 一人一回つく。
たくさんつきたい方もいるかもしれませんが、大勢の方がつく順番を待っていますので一回しっかりついて次の方に譲りましょう。

また、めちゃくちゃ酔って周りに迷惑をかけないようにするなど基本的なマナーをきちんと守ってくださいね。

東京の除夜の鐘がつける寺院

都内にも除夜の鐘をつける寺院がありますが、その中から5つの寺院をご紹介します。

1.築地本願寺

東京都中央区にあり、東京メトロ「築地駅」に直結しています。
京都の本願寺が本山の浄土真宗派です。
その建物はシルクロードを旅してきた、当時東京帝国大学名誉教授である伊東忠太が博士の設計。
インド等アジアの古代仏教建築を模した外観をしていて、ステンドガラスがあったり動物の彫刻が多くあったりと特徴的です。

2.浅草寺

東京都台東区にあり、東武スカイツリーライン「浅草駅」より徒歩5分のところにあります。
有名な「雷門」はみなさんご存じですよね!
浅草寺は1400年近い歴史をもち、なんと都内最古の寺院です。
また雷門をくぐると、都内最古の商店街である「浅草仲見世通り」もあります。
観光で有名な浅草寺でも除夜の鐘をつくことができます。

3.池上本門寺

東京都大田区にあり、東急池上線「池上駅」より徒歩10分のところにあります。
日蓮聖人が1282年に61歳で入滅した霊跡で、日蓮宗の大本山です。
境内は法華経の文字数にあやかって7万坪ほどだそう。
除夜の鐘については12月31日午後11時より整理券を配布して先着600名までとなっています。
内容に変更等もあるので確認してくださいね。

4.増上寺

東京都港区にあり、都営地下鉄三田線「芝公園」から徒歩3分のところにあります。
増上寺は浄土宗の七大本山のひとつです。
除夜の鐘は元日の午前0時より1番をつき初め、108回つきます。
鐘つき券が配布されるようなので確認してみてください。
東京タワーのすぐそばにある増上寺でも除夜の鐘がつけるのですね。

5.柴又帝釈天

東京都葛飾区にあり、京成線「柴又駅」から徒歩3分のところにあります。
ここには関東一といわれる大きな鐘楼(鐘つき堂)があります。
また環境省によると柴又帝釈天界隈は「日本の音風景100選」に選ばれています。
映画「男はつらいよ」で有名な柴又天釈天でも除夜の鐘がつけるのでぜひ確認してみてくださいね。

参考:環境省|残したい日本の音風景100選

まとめ

この記事では除夜の鐘についてご紹介しました。

除夜の鐘は大晦日までに107回つき、108回目を新年につきます。
多くの寺院では22時~23時頃からつき始めるようです。

また除夜の鐘の由来は中国から伝わってきました。
108回の意味は煩悩の数からきている説が代表的ですね。

除夜の鐘の手順やマナーについてとともに除夜の鐘がつける東京のスポット5か所もご紹介。

大晦日に除夜の鐘をついて新たな気持ちで新年を迎えましょう。

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