MENU

NHKテレビないのにしつこい!追い返し方のポイント|悪用厳禁 本当にテレビがない場合に

<本サイトは記事内にPRが含まれています>

 

特に若者世代ではインターネットの発展により、テレビを所有しないで生活する人が増えています。
参考)【家にテレビがない人を調査】最多は20代の14.0%!理由はネットで事足りるから
https://chosa.itmedia.co.jp/categories/marketing/65693

しかし、その一方で、テレビがないのにNHKの訪問員が毎週のようにドアを叩くという状況に困惑している人も、、、

さらに、その執拗な訪問によりプライバシーが侵害され、あるいは不安に感じているかもしれません。

この記事では、テレビがないのにNHK訪問員がしつこく来る理由と、それにどのように対処すればよいのかについて解説します。

目次

NHK訪問員がテレビがないのにしつこい?

一人暮らしを始めるとNHKの訪問員が来るようになり、以下の困りごとを抱える人も多いはず。

・無視してもしつこく何度も来る
・昼夜問わずインターホンを鳴らされる
・女性の一人暮らしの場合、男性の訪問員が怖い
・部屋の中まで見せないといけないのか不安

NHK訪問員が「テレビがないのにしつこい」のは対応に困りますよね。
居留守を使っても何度も来るので、正しい対処法を知っておきましょう。

なぜテレビがなくてもNHK訪問員はしつこいのか?

NHK訪問員の目的は、NHK放送の受信料を支払っていない世帯と受信契約を結ぶこと。

NHKの運営はCMによってスポンサー料が得られる民法放送局とは違い、受信料によって成り立っているため、テレビを持っている人から公平に受信料を徴収する必要があるためです。

NHK訪問員は受信契約者のリストが入っている「ナビタン」という情報端末を使って「契約している世帯以外全部」を訪問していくことになるので、テレビを持っていない人でも未契約であれば訪問されることになります。
また、訪問員にはノルマがあったり、契約を取ることで報酬があるとの情報も。

そのため、テレビを持っている・持っていないに関わらず、契約を結んでいなければNHK訪問員がしつこく来るというわけです。

テレビないのにしつこいNHK訪問員に遭遇した時の対処法

NHK訪問員への対応の原則は玄関のドアを開けないことですが、
テレビが無いことを伝えてもしつこい場合の対処法や、警察を呼ぶ場合の注意点をチェックしておきましょう。

ドアを開けずに対応する方法

インターホンで確認し、玄関のドアは開けずにインターホンやドア越しに対応しましょう。
宅配などと間違えて開けないように要注意です。
居留守を使うとそのあと何度も訪問されることになるので、以下のことを伝えます。

・テレビが無い、もしくは壊れている
・スマホにワンセグ機能はない
・PCやタブレットなどは持っていない

それでもしつこい場合は、
「テレビを購入したらネットで契約するので帰って下さい」と伝えましょう。

テレビがないと説明する方法

「テレビやその他の受信機は一切持っていない」ということをはっきりと伝えましょう。

「テレビが無くてもスマホでテレビを視聴できる」と言われた場合は、「iPhoneなのでワンセグ機能はない」と伝えましょう。
厳密にはiPhoneで視聴する方法もありますが、そこまでは追求されないようです。

テレビを処分済みの場合は、以下のものを残しておきましょう。
・家電リサイクル券のコピー
・処分業者からの領収書
・リサイクルショップや売買サイトの売買証明書
・テレビを破棄する際の写真や動画

それでもしつこい:警察を呼ぶ場合の注意点

NHK訪問員が頻繁にきて困るという場合、最終手段として警察を呼ぶことも一つの手です。

以下のような行為に対して、警察を呼ぶことを伝えると帰ってもらえることが多いようですよ。

・帰ってほしいことを伝えているのに帰らない、待ち伏せされる
・インターホンを鳴らし続ける
・オートロックをすり抜けてドアの前までくる
・玄関や家の中に勝手に入る
・ドアが閉まらないように体や足を挟む

通報するときの注意点として、訪問員が居座っている時間や迷惑行為の内容などは具体的に。
帰ってほしいことを伝えているのに帰らないなど、困っていることが分かるように伝えましょう。

正式に”テレビなし”を申告する方法

テレビが故障した・廃棄や譲渡して手元にないという場合は、以下の手順で解約することができます。

1.NHKに電話して解約届を郵送してもらう

NHKふれあいセンター:0120‐151515(フリーダイヤル)、050-3786-5003(有料)
事実確認のため、テレビを手放した時期や方法などについて細かく聞かれる場合があります。
テレビを手放した日時などがすぐに答えられるように準備しておきましょう。

2.氏名・住所等を記入、押印して郵送する

申告後にNHK訪問員が訪れた場合は、解約届を提出してテレビが無いことを申告したことを伝えればOKです。
テレビを手放したことの証明になる書類(家電リサイクル券や領収書など)は捨てずに手元に残しておきましょう。

NHK訪問員の実態と法律的な位置づけ

NHK訪問員は、NHKの職員ではなく委託業者です。
NHKが個人や外部事業者に受信料の契約をする業務を委託している形になります。

ノルマや報酬のためにしつこく訪問されることがありますが、訪問員には家に立ち入ったり強制的に受信料を徴収するといった権限はありません。

受信料支払い義務についての法的な観点

法律では、受信料の支払い義務は直接的には定められてはいません。
ただし、放送法第64条では、NHK放送を受信できるテレビを保有している場合、受信契約を結ばなければならないことが定められています。
そこでは受信料の支払い義務について触れられていませんが、放送法に基づいて定められた「日本放送協会放送受信規約」では放送受信料を支払わなければならないことが義務づけられています。

過去のNHK受信料裁判の結果

– 過去に行われたNHK受信料に関する重要な裁判の結果

テレビを持っているのにNHKとの受信契約を拒否し続けると、裁判になる場合があります。
過去の事例では、2011年にNHKは東京都内の男性を提訴し、未払い分約20万円の支払いが命じられました。
男性は2006年に自宅にテレビを設置したので、その時点から受信料を支払う義務があるとの判決でした。

また、最高裁判決において、受信料の支払い義務の時効は5年と判決されています。
ただし、受信料の支払い義務はテレビを設置した時点で生じることになるので、5年以上前の分まで遡って支払う必要があるケースも。

テレビを持っているのに受信契約や支払いを拒否し続けた場合、NHKに提訴され、テレビを設置したときからの受信料を支払うことになるようです。

テレビがないのにNHK訪問員がしつこい問題のまとめ

しつこいNHKの訪問員に対応するポイントは以下の通りです。

・玄関のドアを開けずに対応する
・テレビなど放送を受信できる機器を一切持っていないことを伝える
・テレビを持っていたが故障した、手放した場合はNHKに電話して解約届を提出する

受信契約や受信料についても、法的な観点から理解しておくと対応するときに困りません。
テレビを持っていない場合は毅然とした対応ができるように、対応の仕方を覚えておきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次