防カビくん煙剤は危険？成分や変色・捨て方安全性・使い方・効果を解説

2023年6月12日2023年6月18日

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日本の湿度の高さは、私たちが快適な生活を営む上で一つの難敵、それがカビです。
特に夏場はその発生頻度が高まり、お風呂やキッチン、クローゼットなど、生活の至る所でその存在を目にします。

そんな困ったカビ対策として、人気があるのが「防カビくん煙剤」です。

防カビくん煙剤は、浴室のカビを予するという画期的な商品で頻繁な浴室の掃除を不要にしてくれます。これにより、時間と労力を節約し、清潔な浴室環境を維持することができるのです。

しかし、一方でその効果的な機能とは裏腹に、「防カビくん煙剤」にはカビを殺す成分や煙が出ることで危険性があるのではないかという懸念もあります。本記事では、「防カビくん煙剤」の成分、安全性、使い方、効果について深く掘り下げて安全かつ効果的な防カビくん煙剤の使い方をご紹介します。

この記事でわかること:

防カビくん煙剤の成分や変色とその安全性について
防カビくん煙剤の煙の仕組みその効果と廃棄捨て方
防カビくん煙剤の危険性についての具体的な解説

「おふろの防カビくん煙剤」とは

「おふろの防カビくん煙剤」は、ライオン社が販売する、手軽に使える防カビ剤です。

カビに悩まされる特に湿度が高い浴室などの水回りでの使用を主眼に置いて開発されています。特徴的なのはその使用方法で、容器に水を入れ、薬剤が入った缶をセットするだけで30秒後に防カビのための煙が発生します。この煙が浴室内を包み込み、カビの発生を防ぎます。

さらに便利な点としては、小物まで一緒に防カビできることと、事前にカビ取りをする必要がないという点が挙げられます。

これにより、思い立った時にすぐに防カビ処理が可能となり、日常の掃除の一環として取り入れやすい商品となっています。

商品詳細	ルックおふろの防カビくん煙剤フローラルの香り
メーカー	ライオン
タイプ	くん煙
サイズ	246×82×88mm
内容量	13g
成分	銀ゼオライト/ポリアルキレングリコール/発煙剤

主要成分として「銀ゼオライト」が使用されており、これによりカビの増殖を抑制します。また、「ポリアルキレングリコール」や「発煙剤」の作用により、生成される煙が浴室全体に広がり、隅々まで防カビ効果を発揮します。

香り付きであるため、使用後は浴室がフローラルの香りで満たされ、清潔感を演出。これにより、カビ防止だけでなく、心地よいバスタイムを演出する助けともなります。

防カビくん煙剤の機能

防カビくん煙剤の最大の機能はその名の通り、カビを防ぐことです。

多くの人が一度カビが生えた後でカビ取りを行うという流れを繰り返していると思いますが、防カビくん煙剤はそれを「防ぐ」から考えるという新しい視点を提供。

防カビくん煙剤の働きは、製品内部の薬剤が発煙することで実現されます。

薬剤が入った缶を容器にセットし、水を加えると約30秒後に発煙。この煙が浴室全体を包み込むことで、浴室内のあらゆる場所にカビ防止成分が行き渡り、全体的な防カビ処理が可能となり、カビの発生を事前に防止。

特に湿度が高く、カビが繁殖しやすい浴室には有効な対策です。

防カビくん煙剤のメリット

こうした機能性が高い防カビくん煙剤の利用には、以下のようなメリットがあります。

手間を省ける
浴室掃除の頻度を減らせる

手間を省ける

カビが生える前に防ぐことで、こまめにカビ取りをする必要がありません。また、煙が浴室全体に広がるため、手の届きにくい場所や見落としやすい部分に対するカビ対策も行えます。

浴室掃除の頻度を減らせる

頻繁なカビ取りが不要になるため、浴室の掃除の頻度を下げることができます。これにより、日常の家事の負担を軽減することが可能です。

これらのメリットを活かすことで、より快適な生活空間の維持が可能となります。防カビくん煙剤は、カビ対策を予防から考える新たなツールとして、高い機能性と便利性を提供してくれます。

防カビくん煙剤は危険なのか？

防カビくん煙剤の強力な防カビ効果（カビの菌を殺す）を考えると、その成分について人体にどうなのかなど危険性を感じる方もいるかもしれません。

特に、成分が詳しくわからないと、その安全性について不安を感じるのは自然なことです。また、発煙剤も煙が出るため安全性に問題がないのか心配などころです。

ここに関して詳しく見てゆきましょう。

防カビくん煙剤の成分と安全性

防カビくん煙剤はその効果と便利さから多くの家庭で使用されていますが、その成分と安全性について理解しておくことが重要です。

この煙剤の主な成分は

銀ゼオライト
ポリアルキレングリコール
発煙剤

これらは基本的に安全な成分です。

詳細をみてゆきましょう。

成分は安全性の高い銀イオン

銀イオンは、抗菌・防カビ効果のある物質で、家庭用品や医療機器など、さまざまな分野で使用されています。銀イオンが微生物の増殖を抑制することで、カビの発生を防ぎます

銀イオンは、銀を水中で電気分解させて得られるものです。

その特長は、細菌や菌類などの微生物に対する強力な除菌・抗菌効果を持つこと。これが防カビくん煙剤がカビを防ぐ力を持つ理由の一つです。

さらに銀イオンは人体に対する安全性が高いとされており、さまざまな製品に使われています。

その一例が、制汗剤です。人間の肌に直接接触する制汗剤に銀イオンが使われていることからも、その安全性の高さがうかがえます。

これらの事例を通して、防カビくん煙剤の主要成分である銀イオンが、その除菌力と人体への安全性から幅広い用途で活用されていることが分かります。

そのため、防カビくん煙剤を適切に使用すれば、健康への影響を心配することなくカビ対策を行うことが可能です。

ポリアルキレングリコール

ポリアルキレングリコールは、化粧品や食品添加物などにも使用される湿潤剤・溶剤で、人体に無害とされています。例えば、ケーキのデコレーションなどに使われる「アラザン」（こちらは小さな粒状の装飾）にもがポリアルキレングリコール含まれています。

食品に使用されることが認められている成分であることから、健康への被害が考えにくいと言えます。

発煙剤

発煙剤は、防カビ成分を浴室全体に広めるための役割を果たします。発煙剤自体は一部刺激性がありますが、適切な使い方をすることで問題はありません。

防カビくん煙剤を使用する際には、メーカーの使用方法を正しく守ることが大切です。煙が十分に発生したら、浴室のドアを閉めて、煙が浴室全体に行き渡るのを待つことが必要です。その後は換気を十分に行うことで、煙による刺激を避けることができます。

すなわち、防カビくん煙剤自体は、適切に使用すれば人体に対する危険性は非常に低いと言えます。しかし、誤った使い方をすると危険性が上がるので、取扱説明書をよく読み、正しい使用方法を守ることが重要です。

「なぜ煙が出るのか?」「火は出ないのか?」という不安を解消

防カビくん煙剤の使用には、煙が出ることや火災の危険性など、不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。ここではその原理と安全性について解説し、ご不安を解消します。

防カビくん煙剤が煙を発生させる原理は、生石灰と水の化学反応によるものです。生石灰とは石灰石を焼いて作られる物質で、水を加えると激しく反応し、大量の熱を発生させます。これは火や電気を使わない安全な発熱方法で、防災グッズやお弁当を温める商品などでも利用されています。

防カビくん煙剤はこの化学反応により発生した熱を利用して、防カビ成分を気化させ、浴室全体に広げます。つまり、煙が出るからと言って火が出るわけではありませんので、その点は安心していただけます。

発煙剤では火傷の報告も

しかし、発煙剤は使用中に直接手で触れないなどの注意が必要です。

商品名は不明ですが発煙剤を使った商品で一部の利用者からは事故報告が上がっていることも事実です。

例えば、「事故情報データバンクシステム『消費生活上の事故情報』」に掲載された事例では、くん煙剤のすり板を指でこすった結果、指から火が出て熱傷を負ったという報告があります。

いかに安全とはいえ、くん煙剤の使用には十分な注意が必要です。

事故情報データバンクシステム「消費生活上の事故情報」
https://www.jikojoho.caa.go.jp/ai-national/accident/detail/73894?kind=1&menu=nolink

安全な使用のための注意点

安全な使用のためには、次の点に注意することが求められます：

発熱性があるため、使用後の缶には直接触れないようにする
子供が触れない場所で使用し、使用後の缶も子供の手の届かない場所に保管する
使用後は十分な換気を行い、煙を吸い込まないようにする

以上のように、防カビくん煙剤は適切に扱えば安全に利用することができます。しかし、誤った使用方法により事故が起こる可能性もあるため、取扱説明書をよく読み、使用方法を守ることが重要です。また、万が一事故が発生した場合には速やかに適切な対処を行い、必要であれば専門医の診断を受けるようにしましょう。

安全性のまとめ

ただし、防カビくん煙剤を安全に使用するためには、いくつか注意点があります。

まず、煙剤の成分である生石灰は、吸い込んだり皮膚に触れたりすると化学反応を起こし、高温状態になる可能性があります。

そのため、使用する際には取扱い説明書をよく読み、適切な手順を守ることが重要です。

また、防カビくん煙剤を使用した後は、十分に換気を行い、残留する煙を排除することも大切です。これにより、健康への影響を最小限に抑えることが可能です。

防カビくん煙剤は適切な使用法を守れば、安全にカビを防止する助けとなります。効果的なカビ防止と安全性を両立した製品と言えるでしょう。

防カビくん煙剤の安全な使い方

防カビくん煙剤の適切な使用方法と注意点を知ることで、その効果を最大限に発揮しつつ安全に使用することが可能です。ここでは、換気の方法や使用後の掃除方法、保管方法など、詳細な手順と注意点を説明します。

使用前の準備：換気を止める

防カビくん煙剤の使い方は非常に簡単ですが、最初に忘れてはならないことは、浴室の換気を止めることです。この理由は、浴室に除菌成分を充満させるためです。もし換気を止めずに使用してしまうと、除菌成分が浴室に充満せずに外へ排出されてしまいます。

変色する可能性があるものを出す

また、使用前には浴室から次の材質のものを出すことが推奨されます：銅、しんちゅう、トタン、観葉植物。これらの材質は防カビくん煙剤の煙によって変色する可能性があります。ビニールなどでカバーすることでも対策できます。

使用方法：簡単3ステップ

1. プラスチック容器の線まで水を入れる。
2. 缶のマークがある面を上向きにして、プラスチック容器へセット。
3. 煙が出てくるので、浴室のドアを閉めて90分放置します。

煙が勢いよく出るのは約10秒間だけです。その後は、そのまま90分間放置します。

使用後の手順：30分の換気

除菌成分を充満させた後は、30分間の換気が必要です。24時間換気機能がある場合は運転を再開し、浴室に窓がある場合は開けます。30分の換気が終わればすべての工程は終了です。

缶の捨て方と匂い

使用後の缶は、不燃物または小物金属として廃棄します。また、使用後の匂いについては、1晩で消えることが多いです。

このような手順と注意点を守ることで、防カビくん煙剤を安全に使用し、その効果を最大限に引き出すことが可能になります。

掃除が手間な人やカビ対策に困っている人にとって、この煙剤は非常に便利なツールとなります。しかし、一方で、安全に使用するためには適切な知識と手順の理解が必要です。

＜使い方のまとめ＞

まとめると、防カビくん煙剤の使用は以下の3ステップで完了します：

使用前の換気を止め、注意が必要な材質のものを浴室から出す。
プラスチック容器に水を入れ、缶をセットし、浴室のドアを閉めて90分放置。
使用後は30分間の換気を行い、使用後の缶は不燃物または小物金属として廃棄。

以上が防カビくん煙剤の適切な使い方となります。これらのステップを踏むことで、防カビくん煙剤は効果的かつ安全にカビ対策を行うことができるツールとなります。また、使用後の匂いについて心配な方も多いかと思いますが、通常は1晩で消えますので、そこまで心配は無用です。ただし、防カビくん煙剤の安全な使用を心掛け、常に注意深く扱ってください。

ピンクぬめりにも効果あり: 防カビくん煙剤の活用方法

防カビくん煙剤はその名前からカビに対する効果を想像しやすいですが、それだけではありません。浴室でよく見られるもう一つの問題、ピンクぬめりに対しても除菌効果があります。これは特に浴室の床やシャンプーボトルの裏など、湿気が集まる場所に発生します。

ピンクぬめりは、その名前の通りピンク色の滑りやすい膜が形成される現象で、実はこれも一種の菌によるものです。ピンクぬめりの菌もカビと同様、一度発生するとなかなか完全には消えず、定期的な掃除や対策が必要となります。

防カビくん煙剤の使用により、これらピンクぬめりの菌も除菌することができます。ただし、ピンクぬめりは増殖のスピードが早いため、カビと比べるとその効果は短期間にとどまることが多いです。そのため、ピンクぬめりが発生しやすい場所では、防カビくん煙剤の定期的な使用や、カビ取り剤ではなく浴室用洗剤での掃除を併用することをおすすめします。

防カビくん煙剤を使ってカビやピンクぬめりの除菌を行うことで、快適な浴室環境を保つことができます。また、これらの菌の予防にも役立ちますので、定期的な使用をおすすめします。

防カビくん煙剤の注意点: 安全で効果的な使用のために

防カビくん煙剤は、使用方法を適切に守ることで安全に、かつ最大の効果を発揮します。以下の注意点を守ることで、より安心してお使いいただけます。

水の量を適切に: 防カビくん煙剤を使用する際、プラスチック容器に入れる水の量には注意が必要です。多すぎたり少なすぎたりすると、発生する煙の量が正常でない可能性があります。指示された量をきちんと守りましょう。

缶のセット方向: また、缶を逆さまにセットしないように気をつけてください。正しく設置された缶は、煙を適切に放出し、浴室全体に除菌成分を行き渡らせます。

開封のタイミング: 煙剤が入っているアルミ袋は、使用直前に開封しましょう。早すぎる開封は、成分の効果を損なう可能性があります。

子どもの安全: 除菌成分が充満している間、子どもが浴室のドアを開けてしまったり、缶を触ってしまったりすると危険です。お子さんがいるご家庭では特に、夜、ご家族の皆様が寝静まってから使用することをおすすめします。

これらの注意点を守ることで、防カビくん煙剤は浴室のカビ防止に大いに役立ちます。適切な使用方法で、清潔で健康的な浴室環境を維持しましょう。

使い終わった防カビくん煙剤の缶の正しい捨て方

防カビくん煙剤を使用した後、その処理方法について正しく知ることは大切です。適切な廃棄方法を守ることで、地域社会への影響を最小限に抑え、環境を保護することができます。

防カビくん煙剤の缶は主に金属でできており、使用後は「不燃ゴミ」または「小型金属」のゴミ区分で処理することが推奨されています。そのため、地域の自治体が定めるゴミの捨て方に従ってください。自治体によっては、不燃ゴミの日や特定の場所での回収を指定している場合がありますので、各自治体の指示に従いましょう。

ただし、一つ注意点があります。使い終わった防カビくん煙剤の缶は、誤って「缶・びん・ペットボトル」と一緒に出さないようにしてください。「缶・ビン・ペットボトル」のゴミ区分は、基本的に「口に入れるものが入っていた容器」のためのものです。

ゴミの正しい分別・処理は、我々の生活環境を保護し、持続可能な社会を実現するための重要な一歩です。防カビくん煙剤を安全に、かつ効果的に使用した後は、適切な廃棄方法で社会貢献につなげましょう。

防カビくん煙剤の使用後の匂いの消えるタイミングについて

防カビくん煙剤の使用後、独特の匂いが気になる方もいるかもしれません。ここではその匂いがどの程度の時間で消えるのかを説明します。

防カビくん煙剤を使用すると、その独自の成分から独特の匂いが発生します。しかし、その匂いは1晩で消えることがほとんどです。つまり、使用後すぐには匂いがあるかもしれませんが、その日の夜にはほとんどの場合、匂いは感じられなくなります。

もし気になる場合は、十分な換気を行うことが効果的です。防カビくん煙剤の使用後の換気は30分程度で終わりますが、その後も窓を開けて換気を続けることで、匂いが残る時間を短縮することができます。また、換気扇を使用することも効果的です。

ただし、使用後の匂いの残る時間はあくまで目安であり、部屋の換気状況や湿度、気温などにより変わることがあります。もし匂いが長時間残る場合は、適宜、換気を続けてみてください。また、防カビくん煙剤の使用は人がいない時間帯に行うことを推奨します。

防カビくん煙剤はその強力な効果とともに、匂いの問題も十分に配慮された製品です。その匂いも一晩で消えることを覚えておき、安心してご使用ください。

一度発生すると頭を悩ますカビの問題と予防の大切さ

カビは厄介な存在であり、一度生えてしまうとその後の除去が大変なだけでなく、健康への影響も無視できません。そのため、最も重要なのはカビが生えるのを防ぐこと、つまり予防です。

カビの胞子は常に私たちの周りに存在し、一定の条件下で急速に増殖します。その増殖に最適な環境とは、「70%以上の湿度」、「20℃以上の気温」、「ほこりや食べカスなどの栄養素」、「酸素」がある状況です。これらの条件が揃うと、カビは増殖し、やがては「黒カビ」や「青カビ」として見える形になります。

特に春から夏にかけては気候条件がカビの増殖に適しているため、注意が必要です。しかし、近年では冬でも屋内を暖かく保つことが可能な住環境や加湿器などにより、一年を通して室内の湿度が一定以上に保たれることが一般的になりました。それゆえ、季節に関わらず一年中、カビ対策を行うことが必要です。

普段私たちが「カビ」と呼んでいるものは、小さな胞子や微生物が集まって増殖した結果です。そして、これが目に見える形になるということは、すでにカビがかなりの量繁殖している証拠です。この状態になってから除去しようとしても、表面がきれいになるだけで、根深く存在するカビを全て除去することは困難です。

したがって、カビが増殖する前の早期段階で対策を謀ることが重要です。市販の「カビ取り」商品も実際にはカビを予防する効果が主であり、既に発生したカビの根深い部分まで完全に除去する効果は期待できません。

ですので、カビを予防し、発生を最小限に抑えるためには、日々の掃除や換気、湿度の管理などが大切となります。また、防カビくん煙剤のような防カビ剤を使用することも、カビの発生を抑える有効な方法となります。カビの原因となる菌を除去し、カビが生えにくい環境をつくることで、より効果的な予防が可能です。

ただし、常にカビ対策を忘れないことが大切です。カビは見えないところに存在し、常に増殖のチャンスを伺っています。一度生えてしまったカビは取り除くのが難しいだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

以上のことを心に留めて、日々の生活の中でカビ対策を続けることが、快適な生活環境を保つための大切なポイントです。防カビくん煙剤をうまく活用し、カビとの戦いに備えてください。

代替のカビ対策:防カビくん煙剤の使用が難しい場合

防カビくん煙剤の使用が難しい場合の代え方法

防カビくん煙剤の使用が難しい場合や、より自然な方法を求めている方には、以下のカビ対策をおすすめします。

1. 自然な防カビ方法

換気：カビは湿度が高いところを好むので、定期的な換気は絶対に必要です。特に、浴室やキッチンなどの湿度が高い場所では、使用後は窓を開けて換気をしましょう。

日光：カビは日光が苦手なので、定期的にカーテンを開けて日光を部屋に入れることをおすすめします。

掃除：カビはほこりや汚れを栄養源とします。定期的な掃除を行い、これらをなるべく少なく保つことが大切です。

2. 他の商品

防カビ剤やカビ取りスプレーなど、多くの商品が市販されています。それぞれに効果と用途が異なるため、ご自身の環境に合ったものを選ぶことが大切です。ただし、これらの商品も使用時には取扱説明書をよく読み、安全に使用しましょう。

おすすめの商品一覧

	バイオお風呂のカビきれい	らくハピお風呂の防カビ剤無香性	カビ取りカビキラー特大サイズ本体 1,000g
メーカー	コジット	アース製薬	ジョンソン
タイプ	シール・酵素	くん煙	スプレー
サイズ	85×85×9mm	246×83×92mm	–
内容量	–	–	1000g
主成分	珪藻土/微生物 (バチルス菌属）	イソプロピルメチルフェノール(IPMP)/発煙剤	水/次亜塩素酸塩/安定化剤/水酸化ナトリウム/アルキルアミンオキシド/アルキルスルホン酸ナトリウム/アルキル硫酸エステルナトリウム/香料
おすすめポイント	・置くだけでカビを防止<br>・シールで天井に貼るだけ<br>・薬剤不使用	浴室内の小物も一緒に防カビ可能<br>拡散力の高いマイクロ粒子がすみずみまで防カビ	水酸化ナトリウムや次亜塩素酸塩といった強力な殺菌成分を配合、奥深いカビの根から除菌可能
気になる点	・効果が感じられないとの声も<br>・使いはじめは少しにおいが気になる	–	塩素が使われていますので、酸性タイプの洗剤などと一緒に使うことはできません