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スズメバチの種類 毎年、9月、秋口になるとスズメバチによる被害が数多く報告されます。
体も大きく凶暴で猛毒を持ったスズメバチ、怖いですね。
現在、日本(北海道~沖縄)には外来種も入れて9種類のスズメバチがいます。そしてほとんどの種類が人を襲い刺す危険なハチです。
こちらの記事では日本国内で見るスズメバチの種類の見分け方と危険度を中心にしてスズメバチの種類と画像や大きさ、巣の特徴を紹介します。
また、スズメバチに刺されないための対策も合わせてご紹介します。
また深刻化している外来種で危険度の高い中国産のツマアカスズメバチについての情報もあります。
危険なスズメバチの種類と見分け方
まずは危険度の高いスズメバチをご紹介します。といってもスズメバチの種類はほとんどが危険な種類になりますが、、、、
スズメバチを識別する方法としては主に、その体色、模様、サイズ、そして行動パターンに注意を払います。これらの特徴を注意深く観察することで、スズメバチの種類を識別することができます。ただし、近づきすぎて自身が危険に晒されることのないよう注意が必要です。特に巣を見つけた場合は、自身で対処せず専門の駆除業者に依頼することをおすすめします。
日本のスズメバチの種類
日本(北海道を含む)に在来で生息しているスズメバチの種類は8種類います。
以下、スズメバチの種類の画像と大きさ(体長)巣について
体の大きさはオオスズメバチが最大で、最も小さいものがキイロスズメバチです。
蜂の中でもスズメバチの種類による被害は全国で最もが多くまた刺されると重症例も多いという危険なハチです。その種類によっても性質も異なりますが、
スズメバチは、「攻撃性・毒性・威嚇性」が高いのが特徴といえます。
スズメバチ 北海道 種類
種類1:オオスズメバチ【画像】
種類 | オオスズメバチ |
見分け方と特徴 | オオスズメバチは国内で最大のスズメバチで危険度も最も高いスズメバチです |
大きさ |
|
危険度 | ★★★★★ 攻撃性が大変強いスズメバチで猛毒の毒針を持ち 人が刺されて死亡した例が多くある非常に危険な蜂です。 |
分布 | 生息地域は沖縄を除く日本国内です。 |
巣 | 巣は木の祠や木の根元などの土の中に巨大な巣を作り |
巣の駆除方法 | 働き蜂を尾行して巣の場所を特定して駆除するやり方がテレビなどで放映されていますが、毒性が非常に高く刺されると死亡する例もありまた巣の駆除に失敗すると巣の近くの近所にも危険なため巣を発見した場合は駆除は専門家に任せるようにしましょう。 |
備考 |
国内最大のスズメバチです。
オオスズメバチは大きさが40mmほどもあって非常に大型です。また気性も荒く攻撃性が高いので注意が必要なハチです
女王蜂は越冬し5月ころから巣を作ります。巣は木の祠や木の根元などの土の中に巨大な巣を作り秋になると住宅地や公園でもみられます。
おもに生きた昆虫や毛虫・クモなどを捕食しますが、木の樹液などにも集まります。
スズメバチは集団でミツバチの巣を襲い、ミツバチを全滅させることもあり養蜂家からは駆除の対処となっています。
こちらは大スズメバチの凶暴性を示した動画です。
オオスズメバチがシダクロスズメバチの巣を襲う! Japanese giant homet
種類2コガタスズメバチ
種類 | コガタスズメバチ |
見分け方と特徴 | オオスズメバチに形は似ていますが、体の大きさが小さいススメバチです。 |
大きさ | 女王蜂:25~30mm
働き蜂:21~28mm 雄蜂:22~28mm |
危険度 | ★★★★オオスズメバチより攻撃性は低いが毒のある針を持っているので注意が必要 |
分布 | 日本国内全域 |
巣 | コガタスズメバチの巣は土中の他に民家の屋根裏や物置などにも作られますので巣を作られたら駆除が必要なケースがあります。 |
巣の駆除方法 | オオスズメバチ同様巣の駆除は専門の業者にお願いしたほうが良いでしょう。 |
備考 | ここにテキストを入力 |
大スズメバチに比べると攻撃性は低いですが、大スズメバチ同様猛毒の針を持っていますので注意が必要です。
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種類3キイロスズメバチ
種類 | キイロススメバチ |
見分け方と特徴 | 強い黄色の体の色や大きさはアシナガバチに似ていますがこのスズメバチも国内では、よくみられるスズメバチです。 |
大きさ |
|
危険度 | ★★★★★キイロスズメバチ体は小さいですが、非常に攻撃的なスズメバチですので 見かけたら注意が必要です。 |
分布 | |
巣 | キイロスズメバチ 巣は樹洞 樹木の上のほか民家の床下や軒下、屋根裏などに作ります。 |
巣の駆除方法 | 非常に攻撃性の高いハチなので危険です。巣の駆除は専門の業者にお願いしたほうが良いでしょう。 |
備考 |
種類4ヒメスズメバチ
種類 | ヒメスズメバチ |
見分け方と特徴 | オオスズメバチより小さくコガタスズメバチより大きい国内のスズメバチで2番目に大きなスズメバチです。ヒメスズメバチはオオスズメバチやコガタスズメバチに体の形が似ていますが針の付け根、お腹の先端部が黒いのが特徴で、そこで見分けることができます。 |
大きさ | |
危険度 | ★★★★ |
分布 | ここにテキストを入力 |
巣 | 巣はトックリ型のな形をしていて、民家の軒下やガレージ、樹木の上などの比較的開放的な場所に作る事が多いようです。 |
巣の駆除方法 | オオスズメバチ同様巣の駆除は専門の業者にお願いしたほうが良いでしょう。 |
備考 | ここにテキストを入力 |
オオスズメバチ コガタスズメバチ キイロスズメバチ ヒメスズメバチが一般的に
よくみられるスズメバチで姿形が似ています。
国内にはこの4種類のスズメバチ以外にもスズメバチの仲間がいます。
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種類5クロスズメバチ
種類 | クロスズメバチ |
見分け方と特徴 | 他のスズメバチの体の色が黄色なのに対してクロスズメバチの体の色は白い色をしています。お腹の縞模様も細く、ちょっと見た感じではスズメバチよりもアシナガバチに似た感じです。 |
大きさ | |
危険度 | ★★大スズメバチなどに比べれば攻撃性は低く、毒性も強くありません。 |
分布 | |
巣 | 巣は土の中につくられます。 |
巣の駆除方法 | |
備考 | クロスズメバチの蜂の子(幼虫)は食用になるために養殖されている場合もあります |
種類6モンスズメバチ
種類 | |
見分け方と特徴 | 数が多くなく、あまり見かけることが無いスズメバチです。見た目はキイロスズメバチに似ていますが、体の縞模様に特徴があって紋のように見えることからモンスズメバチの名称がつきました。 |
大きさ | |
危険度 | ★★★★★モンスズメバチは攻撃性が強い蜂なので注意が必要です。 |
分布 | ここにテキストを入力 |
巣 | ここにテキストを入力 |
巣の駆除方法 | 非常に攻撃性の高いハチなので危険です。巣の駆除は専門の業者にお願いしたほうが良いでしょう。 |
備考 | ここにテキストを入力 |
種類7 チャイロスズメバチは珍しい種類
種類 | チャイロスズメバチ |
見分け方と特徴 | チャイロスズメバチは寄生という珍しい習性のスズメバチでキイロスズメバチやモンスズメバチの巣を襲って寄生するスズメバチです。チャイロスズメバチは襲った巣の女王蜂を殺して自らが女王蜂となりキイロスズメバチやモンスズメバチの働き蜂を従える習性を持っています。 |
大きさ | |
危険度 | ここにテキストを入力 |
分布 | ここにテキストを入力 |
巣 | ここにテキストを入力 |
巣の駆除方法 | ここにテキストを入力 |
備考 | ここにテキストを入力 |
チャイロスズメバチはレア種として標本の値段も高値で取引されています。
種類8ツマグロスズメバチ
種類 | ツマグロスズメバチ |
見分け方と特徴 | 日本では沖縄だけにに生息するスズメバチです・ |
大きさ | |
危険度 | ★★★★攻撃的なスズメバチで沖縄では畑などの農作業中に人が刺される事が多いようです。 |
分布 | 沖縄地方 |
巣 | 巣の形はコガタスズメバチと同じような形をしています。 |
巣の駆除方法 | ここにテキストを入力 |
備考 | ここにテキストを入力 |
種類9中国外来危険種ツマアカスズメバチが日本で繁殖
種類 | ツマアカスズメバチ | |
見分け方と特徴 | ツマアカスズメバチという名前のスズメバチで中国や韓国など大陸の外来種のスズメバチが対馬や九州の福岡、山口、北九州、長崎などで土着し繁殖していることが報告されています。他のスズメバチとの見分け方は腹の先端がオレンジ色をしている、またの脚の先が黄色いので、近くで見ればすぐに見分けることができます。 | |
大きさ | 働き蜂 20mm~24mm | 2.0〜2.4cm |
危険度 | 非常に攻撃的で気性も荒いスズメバチです。ミツバチを好んでエサとしているため、ツマアカスズメバチによる飼っているミツバチが全滅したなど養蜂家にとっては深刻な問題が起きています。 | |
分布 | インドネシア(ジャワ島)原産種で中国にも広く分布。日本国内にも特定外来種として対馬や九州の福岡、山口、北九州、長崎で土着していることが報告されている。 | |
巣 | 巣は5m~30mの高い樹の上のほうに作られ50cm〜70cm程度の非常に大きな巣になります。 | |
巣の駆除方法 | 高い樹木の上に巣を作るため、また1つの巣に住む働き蜂の数も非常に多く危険なため巣の駆除が非常に難しいスズメバチです。 | |
備考 |
ツマアカスズメバチ 毒性はオオスズメバチやキイロスズメバチほどではないといわれていますが、海外では刺傷による死者が出たという報告もあります。
ツマアカスズメバチVSオオスズメバチどっちが強い
また外来種と在来種の争いとして気になるのがオオスズメバチとの生存の争いです。
ツマアカスズメバチは一つの巣に潜む働きバチが非常に多いためその数が脅威になっています。いっぽう体の大きさや毒の強さと量ではオオスズメバチに軍配が上がります。団体戦ではツマアカスズメバチ、個別に戦えばオオスズメバチが勝つことが予想されます。
今後、外来種とツマアカスズメバチと日本の在来種のスズメバチとの間で生存競争が見られるかもしれません。
ツマアカスズメバチの天敵ハチクマ(画像)特徴 巣の駆除 オオスズメバチと違い 北九州 1,07
スズメバチと他のハチの種類との見分け方
普段、我々が見かけるハチはおもに、アシナガバチの仲間、ミツバチの仲間、そしてスズメバチの仲間です。スズメバチの種類のほとんどが、猛毒の針を持ちその攻撃性はアシナガバチやミツバチの比ではありません。アシナガバチやミツバチと比較して一見しただけでこれは危険な『スズメバチの種類』だとわかる見分け方をご紹介します。
スズメバチの種類の特徴 | アシナガバチの種類の特徴 | ミツバチの種類の特徴 | |
画像 | |||
体の大きさ外観と色 | 大型
体が大きく幅も重量もある。体の色はオレンジがかった黄色のものが多く+黒のシマ模様をもつ警戒色の種類が多い |
中型
スズメバチと形は似ているが体が細く前足に比べると脚が長いのが特徴 体の色は黄色系で黒の縞模様で警戒色 |
小型
丸い形をしていておとなしい性格 国内では野生のミツバチは少なく蜂蜜をとるため養蜂家に飼われている |
性質 | 猛毒のある針を持ち敵を見ると威嚇する。攻撃性が高く近づくだけで刺されることも | スズメバチより攻撃性は低いが毒は割りと強く刺されると大きく腫れるので注意 | 人を刺す針を持っているが針も小さくスズメバチやアシナガバチより毒性は低い。巣を守るためにしか攻撃してこない |
巣と集団の数 | 最大で80cmほどの大型の巣を作り数百匹が生活することも。 | 巣は最大でも15cmほどで数十匹がその巣で生活する | 巣は大きいがほとんど蜂蜜をとるために養蜂家に育てられている。 |
スズメバチの種類の特徴
国内には8種類の日本原産種と中国からの外来種ツマアカスズメバチの生息が確認されている。外来種を含めほとんどの種類が攻撃性が高い。
- 大きさ: 一般的に体長は25mm-45mmと非常に大きい。ただし、個体によって大きさは変わる。
- 色彩: 体色は黒と黄色の模様で、特に明るい黄色の帯が顕著で警告色として機能している。
- 生態: 集団で巣を作り、1つの巣に数百から数千匹が生息することもある。餌として他の昆虫を捕食する。
- 人間との関わり: 刺されると非常に痛く、アナフィラキシーショックを引き起こす危険もある。そのため、近寄らないように注意が必要。
アシナガバチの種類の特徴
- 大きさ: 体長は15mm-25mm程度。
- 色彩: 体色は黒と黄色の模様。スズメバチに比べて黄色の部分が薄い。
- 生態: アシナガバチもまた、集団で巣を作る。樹木の枝や軒下に紙製の巣を作り、巣には数十匹から数百匹が生息することが多い。
- 人間との関わり: アシナガバチもまた、刺されると非常に痛い。ただし、スズメバチほど攻撃的ではなく、巣を守るためにしか襲ってこない。
ミツバチ(セイヨウみつばち)の種類の特徴
- 大きさ: 体長は10mm-20mm程度。
- 色彩: 体は黒と黄褐色の縞模様で、毛が密生している。
- 生態: 集団で巣を作り、1つの巣には数千匹から数万匹が生息する。花の蜜や花粉を集め、ハチミツを作る。
- 人間との関わり: 人間にとって重要な受粉媒介者で、多くの果物や野菜の生産に貢献している。また、ミツバチから得られる蜂蜜は食用や医療にも利用されている。しかし、刺される
本記事では、日本に生息するスズメバチ9種類の特徴、識別法、それぞれの危険度について詳しく解説しました。オオスズメバチ、クロスズメバチ、キイロスズメバチなどの特徴や行動パターンを理解し、その見分け方を学ぶことで、スズメバチと遭遇した際の対応がスムーズになります。
さらに、危険なスズメバチの種類から身を守るための対策も紹介しました。スズメバチから安全に距離を保ち、巣を見つけた際には専門業者に依頼することが最善の対策となります。
アウトドア活動や自然環境での生活は、スズメバチとの遭遇を避けられない場面もありますが、適切な知識と対策を持つことでそのリスクを最小限に抑えることが可能です。