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1.ラズベリーを植えてはいけない2つの理由
2.ラズベリーの育て方5つのポイント
3.美味しいラズベリーの食べ方
ラズベリーは木苺ともいわれ
甘酸っぱい酸味が人気の果実です。
ケーキなんかに乗っているのも人気ですよね。
しかし、ネットで検索すると「ラズベリーを植えてはいけない」ともいわれて言います。
実はラズベリーを植えるのにはちょっとした注意点があって
それさえ気をつければ初めての方でも栽培が可能なんです。
こちらの記事ではラズベリーを植えてはいけないといわれている理由2つと、上手な栽培方法、
そして、ラズベリーの、美味しい食べ方についても解説します。
ラズベリーを植えてはいけない2つの理由
ラズベリーを植えてはいけない理由ですが栽培が難しくてすぐに枯れてしまうのでしょうか?
実はその逆で、ラズベリーはとても強くよく増える逞しい植物。
またトゲもあります。
そういった特徴もあり「ラズベリーは植えてはいけない」と言われるようです。
植えてはいけない理由①繁殖力が非常に強い
繁殖力の強さから他の植物を全滅させてしまう
ラズベリーを植えてはいけないと言われる理由は、繁殖力が強すぎるため。
ラズベリーはミントなどと同様に、地下茎によって増える植物。
地下茎とは地中にある植物の茎のことですが、これを伸ばすことによって繁殖していく性質があります。
そのため、ラズベリーを植えることによって周りに植えている植物の成長を妨げてしまったり、自宅の敷地を超えて隣の家の庭まで浸食してしまう可能性も。
「ミントテロ」なんて言葉もありますが、ラズベリーもミントと同様に繁殖力の強さから他の植物を全滅させてしまう厄介な一面があります。
植えてはいけない理由②茎にトゲがある
トゲが刺さってケガをすることも
ラズベリーを植えてはいけない理由もう一つは、小さなトゲがあるため。
あまりイメージが無いかもしれませんが、ラズベリーはバラ科の植物なのでトゲを持つ品種が多いです。
そのため、ラズベリーの収穫や手入れをするときに、安易に素手で扱ってしまうとトゲが刺さって痛い思いをしてしまうことも。
小さいトゲではありますが、ラズベリーのトゲは刺さると痛く服にも引っかかりやすいので、気になる方はトゲ無しの品種にした方がいいかもしれませんね。
上手なラズベリーの育て方5つのポイント
繁殖力の強いラズベリーですが、周りに悪影響を与えず
かつ上手に育てるにはどうしたら良いのでしょうか?
品種の選び方に気を付ける
ラズベリーをこれから育てたいという場合は、お庭のスペースや好みに応じて品種を選択するようにしましょう。
ラズベリーには、手入れがしやすいトゲ無しの品種や、小ぶりな品種もあります。
「二季なり性」といって年に2回収穫できる品種もあるので、たくさん実を収穫したい人におすすめ。
ラズベリーの品種はたくさんあるので、モノによってはラズベリー栽培の難点をカバーすることができますよ。
↑トゲ無しの品種の例
浅めに植える
ラズベリーを植え付けるときのポイントは、浅めに植えること。
植え付けがあまり深いと、ひこばえ(株元からの若芽)が生えにくくなるためです。
せっかくラズベリーを植えたのに、実のなりがイマイチ…という場合は植え付けが深すぎたという可能性も。
深く植えると実が付きにくくなることがあるので、ラズベリーを植えるときは「浅め」を意識しましょう。
鉢植えにする
ラズベリーが繁殖してほしくない場合は地植えではなく鉢植えにしましょう。
鉢植えにすることで、地下茎が伸びすぎるのを防げるので、必要以上に繁殖することもありません。
ただし、鉢底の穴から地下茎を伸ばして増えてしまうことがあります。
ラズベリーを植えた鉢は、コンクリートなど土のないところや、プランター台の上など地面から離しておくようにしましょう。
定期的に剪定する
ラズベリーは定期的な剪定が必要です。
地植えの場合は特に、増えすぎる心配があるので不要な新芽は処分するようにしましょう。
ラズベリーの剪定をする時期は、12月~2月頃。
果実をつけた枝を根元から切り取って下さい。
ただし、「二季なり性」の品種の場合は、果実が付いた枝に再び実がなるので残すようにしましょう。
水やり
鉢植えのラズベリーの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本です。
特に乾燥しやすい真夏は、朝と夕方の2回水やりをします。
気温の高すぎる真昼の時間帯は避けるようにしましょう。
反対に、落葉期になる冬は水やりを控えめに。
地植えの場合はこまめな水やりは必要ありませんが、晴天が続いて土が乾燥している場合は水やりをして下さい。
ラズベリーの美味しい食べ方
「ラズベリーは植えてはいけない」といわれている植物ですが上記のポイントを注意して植えれば大丈夫です。
そして、ラズベリーの魅力はなん言ってもその果実にあります。
ここでは収穫したラズベリーを美味しく食べる方法をご紹介します。
ラズベリーは生で食べる方法や、加熱や乾燥などの加工をする方法など色々ありますが、
それぞれの良さがあるのでお好きな方法で召し上がって下さいね。
ヨーグルトやアイスに添えて
ラズベリーの種は小さいので、処理する必要もなく生でそのまま食べることができます。
ただし、酸味があるのでヨーグルトやアイス、ケーキのトッピングにするのがおすすめ。
混ぜるときれいなピンク色になるので見た目的にもかわいいです。
ラズベリー生食での酸味が気になる方は、甘いものと合わせたり、ジャムなどに加工して食べましょう。
ラズベリージャム
ラズベリーの酸味が苦手な方はジャムがおすすめ。
ジャムは、ラズベリーの他に砂糖、レモン汁があれば作ることができます。
砂糖の量はラズベリーの半量が目安です。
作り方はとても簡単。
① ラズベリーを鍋に入れて、砂糖をまぶして水分が出てくるまで放置
② 弱火にかけて焦げないように混ぜながら煮詰める
完成したラズベリージャムの使い道は、パンやヨーグルトはもちろん、肉料理に合わせても意外と合いますよ。
ドライフルーツ
ラズベリーはドライフルーツにすると食感も変わり、酸味が凝縮されて美味しく食べることができます。
ラズベリーをドライフルーツにするには、天日干しやオーブン、電子レンジなどで作る方法がありますが、
食品乾燥機を使って作る方法もあるようです。
↑機械を使ってドライラズベリーを作る様子がYoutubeで紹介されていました。
このような機械がなくても作ることはできるので、やりやすい方法で作ってみて下さいね。
まとめ ラズベリー 植えてはいけない
赤い小さな実が可愛らしい果物ラズベリーは、植えてはいけない果物の1つといわれています。
その理由はラズベリーは地下茎で増えるそのため繁殖力が強く、周りにある他の植物の生長を妨げてしまうことがあるためです。
しかし、ラズベリーは育てるのにちょっとした注意が必要ですが『ラズベリー 植えてはいけない』ということはありません。
ラズベリーは繁殖力やトゲがあるため、対策をしっかりと行いながら育てることが大切です。
「ラズベリーを育てる際の注意点や対策」
- トゲの無い種類のラズベリーがおすすめ
- 他の果樹との棲み分けも考えて計画的な庭づくりを考える
- ラズベリーを地植えする場合は、人通りの少ない広いスペースに植えることがおすすめ
ラズベリーはクセのある植物ですが、管理に気をつけて育てることができます。
生のラズベリーは食べても大変美味しいので、ぜひ育ててみてください。