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北山公園の花菖蒲2023見頃と東村山菖蒲まつり2023北山乙女【東京・東村山市】

北山公園の花菖蒲見頃

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新東京百景に選ばれた北山公園。初夏のこの季節、その美しさはさらに増します。特に見逃せないのが、600種類に及ぶ菖蒲(ハナショウブ)の群生です。その数なんと8,000株、10万本!そして、その菖蒲を愛でるためのイベント、東村山菖蒲まつりが開催されます。菖蒲の見頃や東村山菖蒲まつりの情報、さらにはアクセス方法など、あなたが訪れるための情報を詳しくお伝えします。

目次

北山公園とは

自然豊かな北山公園は新東京百景地に選ばれ、その美しさを年間を通して楽しむことができます。ここには多種多様な植物が生息しており、季節ごとの花々が見どころです。初夏には豊富な水と緑に囲まれた空間で、約600種類8千株10万本の花菖蒲が一斉に咲き乱れます。これほどの規模で菖蒲を楽しむことができるのは、なんと日本ではここだけです。

北山公園の花菖蒲(ハナショウブ)

北山公園の花菖蒲2023年の見頃

菖蒲の開花時期は毎年6月上旬から中旬にかけてです。この時期に合わせて、東村山菖蒲まつりも開催されます。開催期間中は、公園は菖蒲の花で埋め尽くされ、まるで菖蒲の海を泳ぐような感覚になります。

北山公園の花菖蒲見のどころ「北山乙女」


公園内の菖蒲の見どころといえば、公園独自の品種である「北山乙女」です。この品種は他の場所では見ることができないので、この機会にぜひ見てみてください。

「北山乙女」は日本の花菖蒲(ハナショウブ)の品種の一つで、淡いピンク色の美しい花を咲かせます。名前の「乙女」が示すように、花びらは優雅で、洗練された美しさを放っています。「北山乙女」の特徴はその色彩と形状です。淡いピンク色の花びらは、上品でありながらも華やかさを併せ持っており、見る人を魅了します。また、花びらは長くて細い形状をしており、咲き始めは上向きに開き、次第に下向きに垂れ下がる独特の形状をしています。

「北山乙女」は比較的栽培が難しい品種とされています。水はけの良い場所を好み、冬季の寒さや乾燥には弱いため、適切な管理が必要です。しかし、その手間をかける価値は十分にあり、見事に咲き誇る「北山乙女」の花は、その美しさで多くの人々を魅了します。

このように、「北山乙女」は、その美しい花と香りで、訪れる人々を楽しませる菖蒲の品種の一つです。また、その美しさとともに、菖蒲が持つ強い生命力も感じさせてくれます。

また、見逃せないのが、夜間のライトアップです。色鮮やかな花菖蒲が灯りによって照らされると、昼間とはまったく違った、幻想的で美しい表情を見せます。その神秘的な美しさは、訪れた人々の心を捉え、時間を忘れさせます。

東村山菖蒲まつり2023

北山公園の花菖蒲開花に合わせて行われる「東村山菖蒲まつり」は、東村山市の一大イベントで、開催期間は2023年6月3日(土曜)から6月18日(日曜)です。午前10時から午後4時まで開催され、6月10日(土曜)と11日(日曜)は夜間ライトアップのため、午後9時まで開催します。

まつり期間中には様々なイベントが行われます。地元名産品の販売、花菖蒲の絵葉書販売、ハイキングイベント、花菖蒲ポット・切花の販売、花摘み娘衣装のレンタル、観光ガイドによる公園案内など、楽しみ方は多岐にわたります。また、期間中の土日には、ライトアップが行われ、花菖蒲が幻想的に照らされます。

混雑状況についてですが、開催期間中は多くの観光客が訪れるため、少々混雑することが予想されます。特に土日やライトアップの日は混雑がピークになるでしょう。そのため、早めの行動をおすすめします。

イベント名 東村山菖蒲まつり2023
開催場所 北山公園菖蒲苑(東村山市野口町4丁目50番地)
開催日程 2023年6月3日(土)から6月18日(日) 午前10時から午後4時まで
ライトアップ 10日(土)と11日(日)は夜間ライトアップのため午後9時まで開催
花の種類 約600種類、8,000株、10万本の花菖蒲
特別な品種 北山乙女(北山公園で交配した新品種)
アクセス 西武新宿線「東村山駅」から徒歩約20分, 西武西武園線「西武園駅」から徒歩約15分
主なイベント 模擬店, しょうぶ絵葉書販売, 駅からハイキング, 花菖蒲ポット・切花販売, 花摘み娘衣装貸し出し, ガイド(北山公園), ガイド(正福寺), 北山水族館, お琴の演奏, ウォーキング&ハイキング, ライトアップ, 狭山丘陵生き物はく製展示
施設内容 休憩所・トイレ(利用時間:午前8時30分から午後4時30分まで)
入園料 無料

この情報はあくまで参考であり、詳細は公式ウェブサイトや直接的な連絡手段を通じて最新の情報をご確認ください。

北山公園の入園料とアクセス

北山公園への入園料は無料です。公園は通年無休で、開園時間は終日となっています。

アクセス方法については、西武新宿線「東村山駅」から徒歩約20分、または西武西武園線「西武園駅」から徒歩約15分となります。また、「東村山駅西口地下駐輪場」からはレンタサイクルのサービスもあります。ただし、公園には駐車場は設けられていないため、車でのアクセスは難しいです。

北山公園の花菖蒲(ハナショウブ)の特徴

北山公園では、毎年約2万株、約50種類の菖蒲が咲き誇ります。その美しい風景は、訪れる人々を魅了し、特にライトアップ時にはその美しさが際立ちます。

菖蒲は色とりどりの花びらを持ち、その種類によっては青紫色、ピンク、白など、様々な色で見る人を楽しませます。また、その見た目の美しさだけでなく、独特の香りも魅力の一つです。菖蒲の香りはリラックス効果があり、公園内を散策しながら心地よい香りに包まれることで、日頃の疲れを癒すことができます。

菖蒲は日本の伝統的な庭園にもよく使われ、その見事な風景は季節の移り変わりを感じさせてくれます。また、菖蒲には邪気を払うという言い伝えもあり、その美しさとともに強い生命力も感じさせてくれます。

北山公園の菖蒲園では、歩道が整備されており、花々を間近で見ることができます。また、公園内にはベンチも設けられており、ゆっくりと菖蒲を眺めながら休憩することも可能です。

以上が、北山公園の菖蒲まつりの詳細情報となります。素晴らしい風景と菖蒲の香りを楽しみながら、心地よい一日を過ごしませんか。東村山市への訪問をお考えの方にとって、ぜひとも訪れてほしい場所の一つです。

 

 

花菖蒲(はなしょうぶ)とは

花菖蒲(はなしょうぶ)とは

花菖蒲(はなしょうぶ)とは

いつかは見たい日本の美しい風物詩、そのひとつが花菖蒲(はなしょうぶ)の群生です。この記事を通じて、花菖蒲の魅力について深く理解し、自分自身の心に響く花菖蒲の姿を見つけていただければと思います。

花菖蒲とは、アヤメ科アヤメ属に分類される多年草で、日本から朝鮮半島、中国、東シベリアに分布しています。その生育場所は水辺や湿原で、見た目の特徴としては、花茎の高さは40cmから100cm、葉は剣形で全縁、そして特徴的な赤紫色の花びらの基部に黄色のすじが入っています。これが花菖蒲の一般的な姿で、この姿を見つけることができれば、庭園や公園で花菖蒲を見つけるのは容易になります。

花菖蒲の品種は5,000種以上

花菖蒲の品種は

自然に咲く花菖蒲の姿は素晴らしいものですが、それ以上に魅力的なのが花菖蒲の園芸品種です。一体どれほどの種類が存在するのでしょうか、一緒に探っていきましょう。

花菖蒲にはさまざまな品種があり、それぞれ異なる特徴があります。江戸系や伊勢系、肥後系などの主要な品種がありますが、これらの違いは見た目だけでなく開花の時期にも影響を与えることがあります。また、これらの異なるタイプを交配させて新たな品種が作られることもあります。

実は、野生の野花菖蒲(ノハナショウブ)を起源とする園芸品種は、江戸時代中期以降から盛んに品種改良が行われ、現在では驚くことに5,000種以上の品種が存在しています。各品種は、色や形状、サイズに特徴があり、花びらは3枚、6枚、八重咲きとさまざま。これらの花は、すっと伸びた茎の先に青や紫の花を咲かせ、美しい姿は見るものを引きつけますが、その生命力は3日程度と短いのです。

花菖蒲の時期

花菖蒲の時期はいつ

花菖蒲の時期はいつ

花菖蒲の開花を待ち望んでいる方々へ、今回は花菖蒲が開花する時期やその期間、そして影響を与える様々な要素について詳しく説明します。

花菖蒲は、特に初夏の6月から7月にかけてその美しい花を咲かせる多年草です。これは日本全国の湿地で自生している野生のノハナショウブと同じ時期です。草丈は50cm~100cmにもなり、その大きさと華やかな花で周囲を魅了します。

開花期は気候や地域により異なることがあります。温暖な地域では早めに開花することがありますし、寒冷地では少し遅くなることもあります。そのため、自分の住んでいる地域の気候に合わせて花菖蒲の手入れをすることが大切です。

花菖蒲は、その華やかさと開花の時期から初夏の訪れを感じさせてくれます。花菖蒲の開花を待つ期待感は、初夏の楽しみの一つでしょう。

花菖蒲 花言葉

花菖蒲 花言葉

花菖蒲 花言葉

花にはそれぞれ花言葉があり
それがその花をより魅力的に、また深遠にします。それでは、花菖蒲の花言葉とその意味を見てみましょう。

花菖蒲の花言葉は、「うれしい知らせ」「あなたを信じる」「心意気」「優しい心」「優雅」「信頼」と非常にポジティブなメッセージが多く含まれています。これらの花言葉は、花菖蒲が象徴するさまざまな意味や由来に基づいています。「うれしい知らせ」は、同じアヤメ科のアイリスと共通しており、多くのアヤメ科の植物に付けられています。「優しい心」「優雅」は、花菖蒲が垂れ下げるように咲くその美しい姿に由来します。また、「心意気」は5月5日の端午の節句に飾られる花とされることから付けられました。

花菖蒲とあやめ、カキツバタ違い

見た目が似ているために混同されがちな花菖蒲とあやめ、カキツバタ。しかし、これらの花は実際にはどのように異なるのでしょうか。その違いを深堀りしていきましょう。

まず基本的に、これらはすべてアヤメ科に属していますが、それぞれ異なる特徴を持っています。アヤメは山野に生え、青紫色の花びらの基部に紫色の網目模様があることが特徴で、花茎の根元は赤紫色を帯びています。カキツバタは、花びらに白色の筋があることが特徴です。一方、花菖蒲は、外側の花びらに黄色の筋があることで他の二つと区別されます。

また、同じ菖蒲と名前につくけれども、端午の節句に菖蒲湯として楽しまれる菖蒲はサトイモ科で、花菖蒲とは全く
別の植物です。見分けるのは難しいかもしれませんが、これらの特徴を覚えていれば、それぞれの花をより深く理解し、鑑賞することができるでしょう。

以下のように一覧表にまとめました。

ハナショウブ(花菖蒲) カキツバタ(燕子花、杜若) アヤメ(文目、綾目)
画像 ハナショウブ(花菖蒲) カキツバタ(燕子花、杜若) アヤメ(文目、綾目)
科・属 アヤメ科・アヤメ属 アヤメ科・アヤメ属 アヤメ科・アヤメ属
生息場所 池や沼の近くの湿地 草原などの乾いた土地 山野
開花時期 5~6月 5~6月 5~6月
花の模様 付け根に黄色い模様 付け根に白い(淡黄色)模様 付け根に網目状の模様
草丈(cm) 80~100 50~80 30~60
葉っぱ 面に1本、裏に2本の葉脈がある 葉脈が目立たず、やや幅広 葉脈は目立たず、細い

花菖蒲、カキツバタ、アヤメはそれぞれ独特の特徴がありますが、アヤメ科・アヤメ属に属することから形状が似ているため、区別が難しいことがあります。それぞれの花の特徴を覚えて、正しく見分けることができるようになると、植物観察の楽しみがさらに広がるでしょう。また、端午の節句に菖蒲湯にして楽しまれる菖蒲はサトイモ科の菖蒲であり、花菖蒲とは別物である点も覚えておくと良いでしょう。

 

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