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日本の初夏の象徴とも言える蛍。その美しい光は、人々を魅了し、古くから多くの文学や詩にも歌われてきました。今回はそんな幻想的な風景を生み出すホタルを観賞できる、埼玉県の穴場スポットと、2023年のホタル祭り情報をご紹介します。
埼玉県にはゲンジボタルやヘイケボタルが生息し、5月下旬から8月中旬ごろまでの間、その美しい光を見ることができます。特にゲンジボタルの見頃は5月から6月、ヘイケボタルは7月から8月となっています。その光景は一見の価値ありで、まるで星空のように輝くホタルの光は、訪れた人々に感動と癒しを与えてくれます。
また、埼玉県には通年でホタルを観賞できる施設「ほたリウム」もあり、東武動物公園にて一年を通してヘイケボタルの観賞が可能です。
この記事では、埼玉県でおすすめのホタル観賞スポット6箇所を紹介します。それぞれの地域の見頃や開催されるホタル祭りの詳細なども併せてお伝えいたします。自然が生み出す幻想的な光の世界へ、ぜひ一緒に足を運んでみましょう。
東武動物公園「ほたリウム」(埼玉県南埼玉郡宮代町)
埼玉県南埼玉郡の東武動物公園には、「ほたリウム」という特別な施設があります。ここでは、通年でヘイケボタルの生態を観賞することが可能です。卵から成虫に至るまでの生育過程を間近で見ることができ、一度に50~200匹のヘイケボタルが乱れ飛ぶ光景はまさに圧巻。約1万匹のホタルが飼育されており、四季折々のホタルの姿を見ることができます。
また、2023年7月には「サマーナイトファンタジー~ほたるの小径~」というイベントも開催予定です。ホタルの魅力をより深く体感できるこのイベントは、参加費無料でどなたでも楽しむことができます。
「ほたリウム」:基本情報
名称 | 東武動物公園「ほたリウム」 |
観賞情報 | ヘイケボタル(飼育下繁殖)、通年観賞可能、時間帯は12~14時 |
ホタル祭り | 「ほたるの小径」、2023年7月開催予定、参加費無料 |
問い合わせ先 | 0480-93-1200(東武動物公園) |
住所 | 埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110 |
入園・入館料 | 大人(18歳以上)1900円、中人(中・高校生)1600円、小人(3歳~小学生)900円、シニア(60歳以上)1200円(要証明)、ほたリウム入園料1人(3歳以上)400円 |
営業時間 | 9時30分~17時30分(季節・曜日により変更あり)、ほたる観賞は11~16時、夏期は11時30分~17時 |
定休日 | 6月の水曜、1月の火・水曜、2月の火・水・木曜 |
駐車場 | あり、3000台(西ゲート(動物園)側)、普通車1000円、バス2000円、二輪車500円 |
公式サイト | https://www.tobuzoo.com/ |
古民家ファミリービレッジ|埼玉県飯能市
飯能市の古民家ファミリービレッジでは、初夏の夜に美しいホタルの光が観賞できます。特に6月下旬から7月初旬の20時から21時頃が見頃となります。その間、清流名栗川周辺をゲンジボタルが幻想的に舞い、キャンプ場を神秘的な光で照らします。
しかし、ホタルは光を嫌がる生物であり、その美しい舞を十分に鑑賞するためにはライトを消して静かに観賞することが推奨されています。また、ホタルは短い寿命を持つため、捕まえて持ち帰ることは避け、その一瞬一瞬を大切に鑑賞しましょう。
古民家ファミリービレッジでは、このようなホタルの生態に配慮した観賞が可能です。初夏の夜、キャンプ場で過ごしながら、清流名栗川で舞うホタルの光をゆっくりと楽しむことができます。
古民家ファミリービレッジホタルの基本情報
名称 | 古民家ファミリービレッジホタル |
住所 | 埼玉県飯能市上名栗87 |
見頃の時期/時間 | 6月下旬~7月上旬/20時~21時頃 |
ホタルの観賞エリア | キャンプ場内を流れる清流名栗川 |
ホタルの種類 | ゲンジボタル |
匹数 | 記載なし |
入園料 | 記載なし |
アクセス/駐車場 | 電車:西武池袋線飯能駅から国際興業バス名栗車庫行きに乗車し、約40分後に連慶橋停留所で下車し、そこから徒歩5分<br>車:圏央道青梅ICまたは狭山日高ICから約40分、駐車場29台分 |
問合先 | 古民家ファミリービレッジ キャンプ/バーベキュー場<br>TEL:042-978-5455 |
詳しくはこちら:古民家ファミリービレッジのホタル
ケニーズ・ファミリー・ビレッジ|埼玉県飯能市
飯能市にあるケニーズ・ファミリー・ビレッジでは、毎年6月下旬から7月初旬にかけて、キャンプ場内を流れる川でホタルの幻想的な舞を観賞することができます。この美しい自然の奇跡は、かつては里山の風景として日常的だったものですが、今ではここでしか体験できない特別な魅力となっています。
特にケニーズ・ファミリー・ビレッジのホタル観賞の見どころは、清流名栗川で舞うゲンジボタルです。ゲンジボタルは日本固有種で、大型で美しい発光を放つことで知られています。静かな夜のキャンプで、その美しい光を楽しむことができます。
ただし、ホタルは光を嫌う生物ですので、ライトは消して静かに観賞しましょう。また、ホタルの寿命は短いため、捕まえて持ち帰ることは避け、その美しい舞を尊重しましょう。このように、ケニーズ・ファミリー・ビレッジでは、自然と共生しながらホタル観賞を楽しむことができます。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジのホタル基本情報
名称 | ケニーズ・ファミリー・ビレッジ |
住所 | 埼玉県飯能市上名栗3196 |
見頃の時期/時間 | 6月下旬~7月初旬(具体的な時間は施設による) |
ホタルの観賞エリア | キャンプ場内の清流名栗川周辺 |
ホタルの種類 | ゲンジボタル |
匹数 | 不明(毎年自然環境による) |
入園料 | 不明(具体的な金額は施設による) |
アクセス/駐車場 | 電車:西武池袋線飯能駅→国際興業バス名栗車庫行き→連慶橋停留所下車徒歩5分<br>車:圏央道青梅ICまたは狭山日高ICより40分<br>駐車場:70台収容可能 |
問合先 | TEL:042-979-0300<br>ホームページ |
詳しくはこちらケニーズ・ファミリー・ビレッジのホタル
吉田ほたるの郷|埼玉県秩父市下吉田
6月中旬から7月上旬までの期間、埼玉県秩父市にある吉田ほたるの郷では、ゲンジボタルやヘイケボタルが夜空を輝かせます。関大池周辺で約300匹のホタルが乱舞する光景は、まさに幻想的。ホタル観賞の時間帯は20時30分から21時30分頃となっています。
また、吉田ほたるの郷ではホタルの生態保護活動も行われており、川の清掃やカワニナの生育など、ホタルの生息環境の改善に取り組んでいます。
吉田ホタルの郷 基本情報
名称 | 吉田ホタルの郷 |
観賞時期 | 2023年6月中旬~7月上旬 |
観賞時間 | 20時30分~21時30分頃 |
観賞エリア | 関大池付近 |
ホタルの種類 | ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル(自然発生) |
ホタルの数 | 300匹(1日) |
ホタルが出現する条件 | 20℃以上の生暖かい日、曇り、風のない日 |
ホタルが出ない日 | 降雨、強風、寒い日 |
観賞時に準備するもの | 懐中電灯(明かり)、動きやすい服装 |
詳しくはこちら:吉田ほたるの郷2023見頃アクセス
北本自然観察公園ヘイケボタル|埼玉県北本市
北本自然観察公園ヘイケボタル:訪問の前に知っておきたいポイント
北本自然観察公園への訪問を計画しているなら、以下のポイントを念頭に置いてください。まず、初めて訪れる方は明るい時間帯に下見を行うことをおすすめします。その理由は公園内には蜂や蛇も生息しているため、運動靴・長ズボンを着用し、肌の露出を避けることが重要だからです。特に、サンダルの着用は避けてください。
また、天候にも気を付けましょう。雷、強風、強雨の際は、安全を確保するため来園を控えることが推奨されています。生き物の生態系を保護するため、公園内への生きものの持ち込みや持ち出しは禁止されています。
さらに、休日や休前日は非常に混雑するため、可能であれば平日の訪問を検討してみてください。特に、ベビーカーや車椅子を利用する方には平日の訪問がよりスムーズな体験となります。
北本自然観察公園ヘイケボタル基本情報
名称 | 北本自然観察公園 |
住所 | 埼玉県北本市荒井5-200 |
見頃の時期/時間 | 6月下旬から8月上旬 |
ホタルの観賞エリア | 公園内の湿地や特定のポイント |
ホタルの種類 | ヘイケボタル |
匹数 | ピーク時には500〜1000匹 |
入園料 | 無料 |
アクセス/駐車場 | 電車:JR高崎線北本駅からバス、車:圏央道桶川北本ICから約2km |
問合先 | 埼玉県自然学習センター(TEL: 048-593-2891) |
詳しくはこちら:北本自然観察公園ヘイケボタル
大谷ホタルの里|埼玉県さいたま市
名称 | 大谷ホタルの里 |
住所 | 埼玉県さいたま市見沼区大谷917-1 |
見頃の時期/時間 | 2023年の詳しい見頃はリアルタイムで確認してください。時間は主に夜間です。 |
ホタルの観賞エリア | 里全体が観賞エリアとなっています。特に人工水路周辺はホタルの発生が多く見られます。 |
ホタルの種類 | ゲンジボタル |
匹数 | 一晩で数百から数千匹のホタルが見られます。(具体的な数は観察の年や時期によります) |
入園料 | 無料 (但し、寄付は受け付けています) |
アクセス/駐車場 | 最寄り駅からのバス、車でのアクセスが便利です。近くに駐車場も完備しています。 |
問合先 |
詳しくはこちら:大谷ホタルの里