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- えごま油危険はホント?
- 危険なえごま油を見分ける方法
- えごま油の効果はいつから出始める
体にいいらしいえごま油。
名前は聞いたことがあるけれど、
- 「えごま油ってどんなふうに体にいいの?」
- 「どんなふうに使えばいいのか分からない」
- 「油なのにいくらでも摂取して大丈夫?」
と、えごま油についてよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、えごま油が気になっている方のために、えごま油の健康効果や効能についてまとめました。
また、実は体に良くない危険なえごま油の見分け方や効率よく美味しくえごま油を摂る方法についても解説します。
これからえごま油を食生活に取り入れたいと考えている方はぜひ本記事を参考にしてください。
えごま油危険はホント?
えごま油が危険といわれている理由は偽物が出回っているところにあります。
決してえごま油が危険というわけではなく、危険性のありえごま油の偽物があるとおいことなんです。
栄養価が高く健康効果を期待されるえごま油。人気が高いために、中には全くの偽物や内容成分が劣る商品が出回っているのが現状。
国民生活センターにも多くの苦情が入っているのだとか。
高い効果を得るためにも純粋なえごま油を手に入れたいですよね。
そこで失敗しないためのえごま油の選び方のポイントをご紹介します。
危険なえごま油を見分ける方法
えごま油を購入する際のチェックポイントは以下のとおり。
・α-リノレン酸の含有量
・製法は低温圧搾
・国産のえごま100%
特に確認しておきたいのが抽出方法。えごま油の搾油方法には、種子を生のまま絞る方法と一度焙煎してから絞る方法の2種類があります。
純粋な国産えごま油は生のまま圧力をかけるか、もしくは40℃程度の低温熱を加えて絞ります。
抽出されたえごま油はほぼ無味無臭でサラサラ、色は薄い黄色で透明度が高いのが特徴。
生のまま圧力をかけると「生絞り」、低温熱を加えて絞ったものは「低温圧搾」と表記されます。
一方外国産のえごま油はえごまの種子を一度焙煎してから搾油されるので、褐色で香ばしい香りが特徴。
栄養面や安全面を考えると、えごま100%の純粋国産えごま油を選ぶのがおすすめ。
なぜなら、含まれるα-リノレン酸は熱に弱い性質があり、搾油時点で熱を加えるとそれだけで栄養を損なうことになるからです。
えごま油の効果と効能
えごま油とは)
えごまは漢字で「荏胡麻」と表します。胡麻とありますがゴマ科ではなくシソ科の植物。食べると十年長生きする、とのいわれから「ジュウネン」とも呼ばれ古くから栽培されています。
このえごまの種子から作られるえごま油が栄養価の高い油として注目されているのです。
えごま油は熱に弱く酸化しやすいので、加熱はせずに生のまま摂取します。
良質なえごま油は淡い黄色で透明感があり、香りのくせもなくサラサラしているのが特徴です。
えごま油はさまざまな良い効果が期待されています。
そのうちのいくつかを紹介します。
・脳の機能低下を防ぐ
・うつ病・不安障害を軽減する
・糖尿病予防
・ダイエット
・アンチエイジング
・アレルギー症状の緩和
などです。
えごま油にはα-リノレン酸とロズマリン酸が豊富に含まれています。
α-リノレン酸はオメガ3脂肪酸で体内に取り込まれるとDHA・EPAに変化します。これらは青魚に多く含まれていると聞いたことがある方もいるでしょう。
オメガ3脂肪酸の代表的な働きは血流の改善。
血管をしなやかにし、血液の流れを整える効果があるので血栓を防止します。結果、血圧やコレステロールを下げるなどの効果が期待できるのです。
他にも体を温めて代謝を活発にするので、脂肪燃焼効果が得られダイエットにも効果的。
先に述べたDHA・EPAに変換されることで脳細胞が活性化され、認知症予防にもつながります。
もうひとつのロズマリン酸は食後の血糖値上昇に関わるα-グルコシダーゼという酵素を阻害。インスリンの感受性を改善し糖尿病を予防します。
また神経伝達物質に作用して学習や記憶、意欲、集中力などの低下を防止する効果が期待できるとか。
さらに、α-リノレン酸とロズマリン酸ともに抗酸化作用・抗炎症作用があり、アンチエイジングやアレルギー症状の緩和にも効果を発揮します。
えごま油効果は いつから
えごま油の効果が出始めるのはどれくらいかかるのか
残念ながらえごま油を摂取したからといってすぐに効果が出るわけではありません。
毎日適量を摂取していても、どの効果であっても最低2ヵ月はかかると思っておきましょう。
ちなみに便秘や肌荒れの改善は2ヵ月以上、動脈硬化・中性脂肪改善なら6ヵ月以上、認知症や精神疾患・糖尿病は1年以上かかると言われます。
ちなみにこれらはあくまで参考ですので、実際にえごま油の効果が出るまでには個人差があることを念頭に置いておいてください。
えごま油の美味しい摂り方
えごま油の1日の摂取量は小さじ1杯。ごく少量です。
せっかくなら一番効率よく摂取したいですよね。
えごま油を摂取するのに決まった時間帯はありませんが、オススメは朝食時。
相性の良い卵や納豆、豆腐などのたんぱく質食材と一緒に摂りましょう。
他にも相性の良さなら生野菜もオススメ。野菜のビタミン類は油と一緒に摂取すると吸収力が上がります。サラダに直接かけたり手作りのドレッシングに混ぜたりしてもOK。
他にもみそ汁やヨーグルト、コーヒーなどに合わせるのもコクがプラスされて美味しいですよ。
まとめ
今回はえごま油の効果と効能、その見分け方や美味しく摂取する方法などについて解説しました。
以下にまとめます。
えごま油は、
- 幅広い効能効果が期待できる
- 良質なものを選ぶなら「生絞り」か「低温圧搾」
- 熱に弱いので生食で1日小さじ1杯
えごま油は薬ではないので、摂取したからといってすぐに効果が認められるわけではありません。
ただ、不足しがちなオメガ3脂肪酸を小さじ1杯で必要量をまかなえますから、継続することで体質改善が望めます。
とても有効な食習慣と言えますね。
これからえごま油を摂ってみようという方はぜひ本記事を参考にはじめてみてください。