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この記事の内容
- もやしの賞味期限と消費期限は何日くらい?
- 消費期限切れのもやしは食べられるのか?
- もやしは 腐るので注意 傷んだもやしの見分け方
傷むのが早い食材として知られている「もやし」。
もやしを購入したものの、食べる機会がないまま駄目にしてしまったら、勿体ないですよね。
消費期限が切れてしまったもやしは、いつまでなら食べられるのでしょうか。
この記事では、もやしの賞味期限と消費期限、腐って食べられないもやしの見分け方について解説します。
もやしを長持ちさせる保存方法もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
もやしの消費期限は?
もやしの消費期限は、製造日から2~3日程度とされています。ただし、市販のもやしのパッケージには消費期限が記載されていない場合もあります。
一般的に、消費期限や賞味期限は「加工食品につけられるもの」と法的に定められており、生鮮食品であるもやしには、消費期限や賞味期限の記載義務がないためです。
消費期限の記載がない場合でも、もやしは傷みやすい食材なので、製造日から3日以内に食べるのが無難でしょう。
また、もやしをどのように保存するかによっても消費期限は変わってきます。
傷みやすいもやしは、基本的には常温保存は避け、冷蔵または冷凍での保存が推奨されています。
製造日から3日以内という消費期限は、市販のもやしをそのまま冷蔵保存した場合の目安です。
もっともやしを長持ちさせたい場合は、後述の「もやしを長持ちさせる保存方法」をご確認ください。
もやしに賞味期限はあるのか?
その食材を安全に食べられる期限のことを「消費期限」と呼ぶのに対し、食品の品質が維持された状態で、おいしく食べられる期限を「賞味期限」と呼びます。
前述したとおり生鮮食品であるもやしには、消費期限や賞味期限の記載義務はありませんが、基本的には消費期限と同様に、製造日から3日以内が品質を保ち美味しく食べられる期限と考えてください。
消費期限切れのもやしは食べてはいけない
消費期限切れのもやしは基本的には食べてはいけません。ほとんどが水分で構成されているもやしは傷むのが早く、消費期限を過ぎると傷みや腐敗が進行している可能性があります。
また、もやしに限らず消費期限が切れた食材は、時間とともに傷みが進行し、食中毒の原因となる微生物も増えていきます。
万が一、消費期限切れのもやしを食べてしまうと、腹痛や下痢、食中毒などを起こす可能性があり危険です。
ただし、保存状態が適切だった場合、消費期限(製造日から3日程度)から1日2日過ぎている場合でも、問題なく食べられることもあります。
見た目や臭いに問題がなく、多少のぬめりがあった場合でも水洗いでぬめりを取ることができる場合です。このような状態であれば、傷みがまだ進行していないため、よく火を通して食べれば問題ありません。
とはいえ、消費期限が切れたもやしを食べるのはあくまでも自己責任ですので、少しでも異変を感じたら食べないのが無難です。
傷んだり腐ったもやしの見分け方
<もやしが腐るのは製造日から2~3日後>
<傷んだもやしの見分け方>
もやしはとても傷みやすい食材のため、製造日から2~3日後には腐り始めてしまいます。傷んだり腐ったりしてしまったもやしを食べると体に不調をきたす恐れがあるため、絶対に食べてはいけません。
傷んだり腐ったりしてしまったもやしの見分け方は以下の通りです。
・ぬめりや汁が出ている
・茶色に変色している
・酸っぱい臭いがする
・柔らかくなっている
傷み始めたもやしは、水分が出て、袋の内側に水がたまり、もやし本体にもぬめりが出てきます。さらに傷みが進行していくと、本来のシャキシャキ感がなくなり、次第に指で潰せるほどに柔らかく溶けたような状態になります。全体が茶色く変色し、水で洗っても取れないほどのぬめり、酸っぱい異臭がするようになったら、完全に腐ってしまった状態です。
上記の特徴がみられる場合、消費期限にかかわらず食べない方が無難でしょう。
もやしを長持ちさせる保存方法
ここでは、もやしをできるだけ長持ちさせる方法をご紹介します。
基本的にもやしは冷蔵または冷凍保存をします。もやしの食感を維持したいなら冷蔵保存、より長持ちさせたいなら冷凍保存がおすすめです。
冷蔵保存の場合
通常の冷蔵保存の場合は、製造日から3日以内に食べるのがベストとされています。
しかし、密閉できる容器にもやしを入れて、水に浸した状態で冷蔵庫に保存すると、最長で1週間程度保存が可能です。ポイントは、必ず1日に1回は水を入れ替えることと、こまめにもやしの状態を確認して鮮度が高いうちになるべく早く食べることです。
冷凍保存の場合
冷凍保存の場合の保存可能期間は、2週間から1か月程度です。ポイントは、一度水洗いをした後に、水気をよく切ってから保存袋に密閉することです。さらに安全に保存したい場合は、一度火を通した状態で冷凍するのもよいでしょう。ただし、冷凍の場合、もやし本来のシャキシャキ感は損なわれてしまう可能性があるため注意してください。
まとめ
今回はもやしの賞味期限と消費期限について、消費期限切れのもやしが食べられるのか、長持ちさせる方法も含めてご紹介しました。もやしは傷むのが早い食材のため、なるべく製造日の3日以内に食べてしまった方が安全です。しかし、保存方法を工夫することで通常より長持ちさせることも可能です。
ぜひこの記事を参考に、もやしを安全に食べられる工夫をしてみてください。