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小石川後楽園の花菖蒲(ハナショウブ)2023年の見頃と入園料・アクセス

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今回は小石川後楽園の花菖蒲(ハナショウブ)について紹介します。

小石川後楽園は四季折々の風情が楽しめる場所ですが、特に見逃せないのが、5月下旬から6月中旬にかけて咲き誇る色とりどりの花菖蒲です。その見頃や見どころ、さらにはアクセス方法や駐車場の情報などを詳しく紹介していきます。どのような準備をすれば、快適に花見を楽しむことができるのか、混雑具合はどれくらいなのかも含めてお伝えします。お出かけの参考にしてください。

目次

小石川後楽園とは

江戸時代初期に遡る美しい庭園をご存知ですか?それが、ここ小石川後楽園です。

1629年に水戸徳川家の祖、頼房が江戸の中屋敷の庭として造った歴史ある場所で、光圀が代になって完成しました。
この庭園は、中国の儒学者、朱舜水の教えを取り入れて名づけられ、名所の名前が随所につけられた、中国趣味豊かな庭園です。

巧みに湖・山・川・田園などの景勝が表現されており、一歩足を踏み入れると、あたかも古代中国の風景に迷い込んだかのような気分になれます。

小石川後楽園の花菖蒲(ハナショウブ)

小石川後楽園は四季折々の風情を楽しむことができますが、特に見逃せないのが春から初夏にかけて咲き誇るハナショウブです。園内の菖蒲田では、660株のハナショウブが5月末から6月初頭にかけて見頃を迎えます。それぞれの花が競い咲く様子はまさに絶景で、この時期だけの特別な風景を楽しむことができます。

住所 東京都文京区後楽1-6-6
開園時間 2023年5月25日(木)~6月11日(日)9:00~17:00(入園は16:30まで)
料金 詳細は公式ウェブサイトまたはTEL:03-3811-3015でお問い合わせください
花菖蒲の見頃 2023年5月末から6月初頭
花菖蒲の見どころ 色とりどりのハナショウブの花、木道「花菖蒲の小道」、二胡と中国琵琶の演奏会、花菖蒲講座
アクセス JR・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線・都営地下鉄大江戸線飯田橋駅から徒歩3分、東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅から徒歩10分
駐車場 公園内には無し、周辺の有料駐車場を利用

小石川後楽園の花菖蒲2023年の見頃

2023年の小石川後楽園のハナショウブは、5月25日(木)から6月11日(日)にかけて見頃を迎えます。毎年、この期間になると菖蒲田の脇に特別に木道が設けられ、「花菖蒲を楽しむ」というイベントが開催されます。ハナショウブが最も美しく咲き誇るこの時期に合わせて、観光客は木道からハナショウブを間近で観賞することができます。まさに、一年を通じても特に美しい瞬間を体験できます。

小石川後楽園の花菖蒲の見どころ

ハナショウブが最も美しいと言われる見どころは何と言っても、その色とりどりの花々です。さまざまな色合いのハナショウブが一斉に咲き誇る様子は、まさに美の絶頂と言えるでしょう。また、特別に設けられた木道「花菖蒲の小道」からは、ハナショウブを間近で見ることができます。そして、視覚だけでなく聴覚でも楽しむことができるのが、5月28日に開催される二胡と中国琵琶の演奏会です。こちらも見逃せません。さらに、6月4日にはハナショウブの専門家による講座が開催されます。江戸の粋を感じるこの講座で、ハナショウブに対する理解を深めることができるでしょう。

■ 木道「花菖蒲の小道」

期間:期間中毎日
内容:ハナショウブを間近でご覧いただけるよう菖蒲田の脇に木道を設置します。

期間中、ハナショウブを間近で観賞できるように菖蒲田の脇に木道「花菖蒲の小道」を設置。
5月28日(日)11:30?、13:30?(各回約30分)、松原にて、二胡と中国琵琶の演奏会(雨天の場合は涵徳亭)。

花菖蒲講座~江戸の粋を感じよう~

6月4日(日)10:00?、13:00?(各回約1時間?1時間10分)、花菖蒲講座~江戸の粋を感じよう~、涵徳亭にて、ハナショウブの専門家の話を座学で聴く(各回30名・事前募集)。

小石川後楽園『花菖蒲を楽しむ』|文京区|2023
開催日時 2023年5月25日(木)~6月11日(日)9:00?17:00(入園は16:30まで)
所在地 東京都文京区後楽1-6-6
場所 小石川後楽園

二胡と中国琵琶の演奏会

日時:5月28日(日) 11時30分~、13時30分~(各回約30分)
場所:松原 ※雨天時は涵徳亭 涵徳亭定員:70名
内容:二胡と中国琵琶の演奏
出演:二胡 李 英姿(り えいし)氏・琵琶 鮑 捷(ほう しょう)氏
観覧料:無料(入園料別途)

花菖蒲講座~江戸の粋を感じよう~

日時:6月4日(日) 10時~、13時30分(各回約60~70分)
会場:涵徳亭(かんとくてい)
内容:ハナショウブの専門家の話を座学でお聴きいただきます。
講師:日本花菖蒲協会顧問 香取 正人 氏
定員:各回30名(事前募集)
参加費:無料(入園料別途)
申込方法:申込フォーム(Formrun)からの事前申込(先着順)

申込はこちらhttps://www.tokyo-park.or.jp/announcement/030/detail/52365.html

小石川後楽園の入園料とアクセス

小石川後楽園へのアクセスは非常に便利です。JR・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線・都営地下鉄大江戸線の飯田橋駅から徒歩3分、また東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅からは徒歩10分で到着します。ドライブの場合は首都高速神田橋ランプから約3.5kmです。ただし、公園内に駐車場は無いため、周辺の有料駐車場を利用してください。具体的な入園料については、公式ウェブサイトや電話(TEL:03-3811-3015)で最新情報をご確認ください。

花菖蒲(はなしょうぶ)とは

花菖蒲(はなしょうぶ)とは

花菖蒲(はなしょうぶ)とは

いつかは見たい日本の美しい風物詩、そのひとつが花菖蒲(はなしょうぶ)の群生です。この記事を通じて、花菖蒲の魅力について深く理解し、自分自身の心に響く花菖蒲の姿を見つけていただければと思います。

花菖蒲とは、アヤメ科アヤメ属に分類される多年草で、日本から朝鮮半島、中国、東シベリアに分布しています。その生育場所は水辺や湿原で、見た目の特徴としては、花茎の高さは40cmから100cm、葉は剣形で全縁、そして特徴的な赤紫色の花びらの基部に黄色のすじが入っています。これが花菖蒲の一般的な姿で、この姿を見つけることができれば、庭園や公園で花菖蒲を見つけるのは容易になります。

花菖蒲の品種は5,000種以上

花菖蒲の品種は

自然に咲く花菖蒲の姿は素晴らしいものですが、それ以上に魅力的なのが花菖蒲の園芸品種です。一体どれほどの種類が存在するのでしょうか、一緒に探っていきましょう。

花菖蒲にはさまざまな品種があり、それぞれ異なる特徴があります。江戸系や伊勢系、肥後系などの主要な品種がありますが、これらの違いは見た目だけでなく開花の時期にも影響を与えることがあります。また、これらの異なるタイプを交配させて新たな品種が作られることもあります。

実は、野生の野花菖蒲(ノハナショウブ)を起源とする園芸品種は、江戸時代中期以降から盛んに品種改良が行われ、現在では驚くことに5,000種以上の品種が存在しています。各品種は、色や形状、サイズに特徴があり、花びらは3枚、6枚、八重咲きとさまざま。これらの花は、すっと伸びた茎の先に青や紫の花を咲かせ、美しい姿は見るものを引きつけますが、その生命力は3日程度と短いのです。

花菖蒲の時期

花菖蒲の時期はいつ

花菖蒲の時期はいつ

花菖蒲の開花を待ち望んでいる方々へ、今回は花菖蒲が開花する時期やその期間、そして影響を与える様々な要素について詳しく説明します。

花菖蒲は、特に初夏の6月から7月にかけてその美しい花を咲かせる多年草です。これは日本全国の湿地で自生している野生のノハナショウブと同じ時期です。草丈は50cm~100cmにもなり、その大きさと華やかな花で周囲を魅了します。

開花期は気候や地域により異なることがあります。温暖な地域では早めに開花することがありますし、寒冷地では少し遅くなることもあります。そのため、自分の住んでいる地域の気候に合わせて花菖蒲の手入れをすることが大切です。

花菖蒲は、その華やかさと開花の時期から初夏の訪れを感じさせてくれます。花菖蒲の開花を待つ期待感は、初夏の楽しみの一つでしょう。

花菖蒲 花言葉

花菖蒲 花言葉

花菖蒲 花言葉

花にはそれぞれ花言葉があり
それがその花をより魅力的に、また深遠にします。それでは、花菖蒲の花言葉とその意味を見てみましょう。

花菖蒲の花言葉は、「うれしい知らせ」「あなたを信じる」「心意気」「優しい心」「優雅」「信頼」と非常にポジティブなメッセージが多く含まれています。これらの花言葉は、花菖蒲が象徴するさまざまな意味や由来に基づいています。「うれしい知らせ」は、同じアヤメ科のアイリスと共通しており、多くのアヤメ科の植物に付けられています。「優しい心」「優雅」は、花菖蒲が垂れ下げるように咲くその美しい姿に由来します。また、「心意気」は5月5日の端午の節句に飾られる花とされることから付けられました。

花菖蒲とあやめ、カキツバタ違い

見た目が似ているために混同されがちな花菖蒲とあやめ、カキツバタ。しかし、これらの花は実際にはどのように異なるのでしょうか。その違いを深堀りしていきましょう。

まず基本的に、これらはすべてアヤメ科に属していますが、それぞれ異なる特徴を持っています。アヤメは山野に生え、青紫色の花びらの基部に紫色の網目模様があることが特徴で、花茎の根元は赤紫色を帯びています。カキツバタは、花びらに白色の筋があることが特徴です。一方、花菖蒲は、外側の花びらに黄色の筋があることで他の二つと区別されます。

また、同じ菖蒲と名前につくけれども、端午の節句に菖蒲湯として楽しまれる菖蒲はサトイモ科で、花菖蒲とは全く
別の植物です。見分けるのは難しいかもしれませんが、これらの特徴を覚えていれば、それぞれの花をより深く理解し、鑑賞することができるでしょう。

以下のように一覧表にまとめました。

ハナショウブ(花菖蒲) カキツバタ(燕子花、杜若) アヤメ(文目、綾目)
画像 ハナショウブ(花菖蒲) カキツバタ(燕子花、杜若) アヤメ(文目、綾目)
科・属 アヤメ科・アヤメ属 アヤメ科・アヤメ属 アヤメ科・アヤメ属
生息場所 池や沼の近くの湿地 草原などの乾いた土地 山野
開花時期 5~6月 5~6月 5~6月
花の模様 付け根に黄色い模様 付け根に白い(淡黄色)模様 付け根に網目状の模様
草丈(cm) 80~100 50~80 30~60
葉っぱ 面に1本、裏に2本の葉脈がある 葉脈が目立たず、やや幅広 葉脈は目立たず、細い

花菖蒲、カキツバタ、アヤメはそれぞれ独特の特徴がありますが、アヤメ科・アヤメ属に属することから形状が似ているため、区別が難しいことがあります。それぞれの花の特徴を覚えて、正しく見分けることができるようになると、植物観察の楽しみがさらに広がるでしょう。また、端午の節句に菖蒲湯にして楽しまれる菖蒲はサトイモ科の菖蒲であり、花菖蒲とは別物である点も覚えておくと良いでしょう。

 

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