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堀切菖蒲園の花菖蒲(ハナショウブ)2023年の見頃と入園料・アクセス

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春の桜、夏の花火、秋の紅葉、冬の雪景色…日本の四季はそれぞれの美しさを魅せてくれますが、その中でも特別な存在感を放つのが早夏の花菖蒲(ハナショウブ)です。その花菖蒲が最も美しいと言われるのが、東京都葛飾区にある堀切菖蒲園。古くから多くの人々を魅了し続けてきたこの園の花菖蒲は、一見の価値ありです。

この記事では、堀切菖蒲園の花菖蒲が2023年に最も美しい時期、そしてその時期に合わせた訪れ方について詳しく解説します。どんな品種の花菖蒲が咲いているのか、見頃はいつなのか、そして訪れる際の入園料やアクセス情報など、堀切菖蒲園を満喫するための情報をまとめてご紹介します。

堀切菖蒲園の花菖蒲が一面に咲き誇る光景は、まさに絶景。その美しさを最大限に楽しむための情報を手に入れ、2023年の早夏、あなたも堀切菖蒲園の花菖蒲の見頃を見逃さないでください。

目次

堀切菖蒲園とは

堀切菖蒲園は、東京都葛飾区にある美しい公園で、広々とした約7,700㎡の敷地に江戸花菖蒲200種6,000株が咲き乱れます。この園は江戸時代から観光名所として栄え、錦絵の題材となるほどの美しさを誇りました。現在の堀切菖蒲園は戦後唯一復興を果たした「堀切園」の一部が母体となっており、希少な品種も鑑賞することができます。

堀切菖蒲園の花菖蒲(ハナショウブ)

花菖蒲は湿地に自生する多年草で、一般的には早夏に開花します。その華やかな色と形、そして芳醇な香りから「水の菖蒲」とも称され、日本の風景を彩ります。

住所 〒124-0006 東京都葛飾区堀切2-19-1
開園時間 通常: 午前9時から午後5時まで <br> 5月29日から6月25日まで: 午前8時から午後6時まで
料金 入園料: 無料
花菖蒲の見頃 毎年6月上旬から中旬頃
花菖蒲の見どころ 200種6,000株の江戸花菖蒲が一面に咲き誇る景観。希少な品種「十二単衣」「酔美人」「霓裳羽衣」も鑑賞可能。
アクセス 京成電鉄「堀切菖蒲園」駅 徒歩約10分
駐車場 堀切菖蒲園には駐車場はない。<br> 土曜日、日曜日、祝日は近くの荒川河川敷にある堀切橋駐車広場を利用可能(1回500円)

堀切菖蒲園の花菖蒲2023年の見頃

堀切菖蒲園の花菖蒲の見頃は、毎年6月上旬から中旬にかけてとなっています。この期間中は「葛飾菖蒲まつり」も開催され、パレードや縁日、歌謡ショー、バザーなど盛大な催し物が開かれ、町全体が菖蒲色に彩られます。見頃の花菖蒲と共に、地元の賑わいと温かさを感じられる時間となります。

堀切菖蒲園の花菖蒲見のどころ

堀切菖蒲園の見どころはもちろん、多種多様な花菖蒲が一堂に会する光景です。特に、「十二単衣」「酔美人」「霓裳羽衣」などの希少な品種は、色鮮やかで独特の美しさを持ち、訪れる人々を魅了します。また、庭園には四季折々の花や緑も楽しむことができ、1年を通して訪れても飽きることのない風景が広がっています。

堀切菖蒲園の入園料とアクセス

堀切菖蒲園への訪れは、誰もが楽しむことができるように入園料は無料となっています。開園時間は通常午前9時から午後5時までですが、菖蒲の見頃となる5月29日から6月25日までの期間は、午前8時から午後6時までとなっています。

堀切菖蒲園は京成電鉄「堀切菖蒲園」駅から徒歩約10分と、公共交通機関を利用したアクセスが便利です。自家用車の場合、駐車場は堀切菖蒲園にはありませんが、土曜日、日曜日、祝日は近くの荒川河川敷にある堀切橋駐車広場を利用できます(1回500円)。

まとめ

堀切菖蒲園は、早夏の風情を味わうことができる、都会のオアシスとも言える場所です。美しい花菖蒲が一面に広がる光景は、心を癒してくれます。菖蒲の見頃である6月上旬から中旬にかけての訪れをおすすめしますが、四季折々の花が咲き乱れる堀切菖蒲園は、一年中楽しむことができます。無料で開放されているこの美しい公園を、ぜひ一度訪れてみてください。

花菖蒲(はなしょうぶ)とは

花菖蒲(はなしょうぶ)とは

花菖蒲(はなしょうぶ)とは

いつかは見たい日本の美しい風物詩、そのひとつが花菖蒲(はなしょうぶ)の群生です。この記事を通じて、花菖蒲の魅力について深く理解し、自分自身の心に響く花菖蒲の姿を見つけていただければと思います。

花菖蒲とは、アヤメ科アヤメ属に分類される多年草で、日本から朝鮮半島、中国、東シベリアに分布しています。その生育場所は水辺や湿原で、見た目の特徴としては、花茎の高さは40cmから100cm、葉は剣形で全縁、そして特徴的な赤紫色の花びらの基部に黄色のすじが入っています。これが花菖蒲の一般的な姿で、この姿を見つけることができれば、庭園や公園で花菖蒲を見つけるのは容易になります。

花菖蒲の品種は5,000種以上

花菖蒲の品種は

自然に咲く花菖蒲の姿は素晴らしいものですが、それ以上に魅力的なのが花菖蒲の園芸品種です。一体どれほどの種類が存在するのでしょうか、一緒に探っていきましょう。

花菖蒲にはさまざまな品種があり、それぞれ異なる特徴があります。江戸系や伊勢系、肥後系などの主要な品種がありますが、これらの違いは見た目だけでなく開花の時期にも影響を与えることがあります。また、これらの異なるタイプを交配させて新たな品種が作られることもあります。

実は、野生の野花菖蒲(ノハナショウブ)を起源とする園芸品種は、江戸時代中期以降から盛んに品種改良が行われ、現在では驚くことに5,000種以上の品種が存在しています。各品種は、色や形状、サイズに特徴があり、花びらは3枚、6枚、八重咲きとさまざま。これらの花は、すっと伸びた茎の先に青や紫の花を咲かせ、美しい姿は見るものを引きつけますが、その生命力は3日程度と短いのです。

花菖蒲の時期

花菖蒲の時期はいつ

花菖蒲の時期はいつ

花菖蒲の開花を待ち望んでいる方々へ、今回は花菖蒲が開花する時期やその期間、そして影響を与える様々な要素について詳しく説明します。

花菖蒲は、特に初夏の6月から7月にかけてその美しい花を咲かせる多年草です。これは日本全国の湿地で自生している野生のノハナショウブと同じ時期です。草丈は50cm~100cmにもなり、その大きさと華やかな花で周囲を魅了します。

開花期は気候や地域により異なることがあります。温暖な地域では早めに開花することがありますし、寒冷地では少し遅くなることもあります。そのため、自分の住んでいる地域の気候に合わせて花菖蒲の手入れをすることが大切です。

花菖蒲は、その華やかさと開花の時期から初夏の訪れを感じさせてくれます。花菖蒲の開花を待つ期待感は、初夏の楽しみの一つでしょう。

花菖蒲 花言葉

花菖蒲 花言葉

花菖蒲 花言葉

花にはそれぞれ花言葉があり
それがその花をより魅力的に、また深遠にします。それでは、花菖蒲の花言葉とその意味を見てみましょう。

花菖蒲の花言葉は、「うれしい知らせ」「あなたを信じる」「心意気」「優しい心」「優雅」「信頼」と非常にポジティブなメッセージが多く含まれています。これらの花言葉は、花菖蒲が象徴するさまざまな意味や由来に基づいています。「うれしい知らせ」は、同じアヤメ科のアイリスと共通しており、多くのアヤメ科の植物に付けられています。「優しい心」「優雅」は、花菖蒲が垂れ下げるように咲くその美しい姿に由来します。また、「心意気」は5月5日の端午の節句に飾られる花とされることから付けられました。

花菖蒲とあやめ、カキツバタ違い

見た目が似ているために混同されがちな花菖蒲とあやめ、カキツバタ。しかし、これらの花は実際にはどのように異なるのでしょうか。その違いを深堀りしていきましょう。

まず基本的に、これらはすべてアヤメ科に属していますが、それぞれ異なる特徴を持っています。アヤメは山野に生え、青紫色の花びらの基部に紫色の網目模様があることが特徴で、花茎の根元は赤紫色を帯びています。カキツバタは、花びらに白色の筋があることが特徴です。一方、花菖蒲は、外側の花びらに黄色の筋があることで他の二つと区別されます。

また、同じ菖蒲と名前につくけれども、端午の節句に菖蒲湯として楽しまれる菖蒲はサトイモ科で、花菖蒲とは全く
別の植物です。見分けるのは難しいかもしれませんが、これらの特徴を覚えていれば、それぞれの花をより深く理解し、鑑賞することができるでしょう。

以下のように一覧表にまとめました。

ハナショウブ(花菖蒲) カキツバタ(燕子花、杜若) アヤメ(文目、綾目)
画像 ハナショウブ(花菖蒲) カキツバタ(燕子花、杜若) アヤメ(文目、綾目)
科・属 アヤメ科・アヤメ属 アヤメ科・アヤメ属 アヤメ科・アヤメ属
生息場所 池や沼の近くの湿地 草原などの乾いた土地 山野
開花時期 5~6月 5~6月 5~6月
花の模様 付け根に黄色い模様 付け根に白い(淡黄色)模様 付け根に網目状の模様
草丈(cm) 80~100 50~80 30~60
葉っぱ 面に1本、裏に2本の葉脈がある 葉脈が目立たず、やや幅広 葉脈は目立たず、細い

花菖蒲、カキツバタ、アヤメはそれぞれ独特の特徴がありますが、アヤメ科・アヤメ属に属することから形状が似ているため、区別が難しいことがあります。それぞれの花の特徴を覚えて、正しく見分けることができるようになると、植物観察の楽しみがさらに広がるでしょう。また、端午の節句に菖蒲湯にして楽しまれる菖蒲はサトイモ科の菖蒲であり、花菖蒲とは別物である点も覚えておくと良いでしょう。

 

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