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チャック外れた!直し方は?ファスナー閉まらない・取れた症状別の原因と対処

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この記事の内容

  • ファスナーの部品名
  • チャック外れた場合の直し方

「チャックが外れた」「ファスナーが壊れてしまった」よくあるトラブルですよね。

多くの方がファスナーをうまく動かせなくなってしまった経験があると思います。

なんとなくやってるうちに直ったケースもあると思いますが

部品自体が取れたり外れたり、無理すると壊れてしまう場合もあります。

お気に入りの服のファスナーやバッグ、財布などのジッパーが使えなくなれるのは困りますね。

チャック外れる、噛み込むのには原因があります。

ここでは、チャック外れる、噛み込む症状ごとに原因と直し方を解説します。

まずは、状態と原因を正しく知ることで大切な服やバッグなどを傷めないように対処しましょう。

目次

ファスナーの部品

ファスナーの部品構成

ファスナーの部品構成

画像)https://lyncs.ykkfastening.com/shop/pages/about_products_12.aspx

上記の図のようにファスナーを構成する主な部品は以下のようなものがあります。

スライダー:ファスナーを開閉するときにエレメントを噛み合わせる役目をします。

エレメント:噛み合うことによってファスナーを締める役割をします。

テープ:ファスナーを服やバッグなどに取り付けるための生地部分です。テープが噛み込むことも

ファスナーの仕組み

ここではファスナーの仕組みを詳しく解説します。

ファスナーを開閉する際に重要なスライダーの内部は、Y字型のトンネル状になっていています。

ファスナーを開けるときはY字の分岐部分がエレメント同士を引き離し、
逆に閉めるときはY字の二股部分から下に向かって左右のエレメントが鍵のように噛み合うのです。

ちなみに、ファスナーには金属製や樹脂製などさまざまな材質の物がありますが、
エレメントの形状に違いはあるものの、基本的な開閉の仕組みは同じです。

症状別!チャック外れた場合の直し方

チャックが外れたり壊れたりしてしまったとき、
可能な限り自分で直せるほうがいいですよね。

正しいファスナーの直し方が知っていれば、
お気に入りの服や財布も、捨てずに長く愛用できるはず。

その際気をつけておきたいのが、
壊れ方によって直し方も違うということ。

ファスナーが外れたり壊れたりした原因に合わせた修理をしないと、
ファスナーを破損したり、大切な服や財布なども手放したりすることになりかねません。

ここでは、ファスナーが外れた原因に合わせた直し方・対処法をご紹介します。

<スライダーが生地を巻き込んで動かない>

ファスナーが壊れる一番の原因がこれ。

本来エレメントを噛み合わせるためのスライダーが、
衣服など生地も一緒に巻き込んでしまうケース。

スライダーが生地を巻き込んでしまった場合、
無理にスライダーや生地を引っ張ると逆効果になることも。

巻き込んだ生地は、スライダーを動かさず、やさしく引っ張りましょう。

生地とエレメントは極力密着させたまま、スライダーの隙間から少しずつ引き出すようにします。

その際うまく外れない場合は、スライダーを少しずつ動かしながら、
マイナスドライバーを使って生地を引っ張り出すと良いでしょう。

エレメントが閉じない

スライダーを動かしてもエレメントが閉じない場合、
考えられる主な原因は、スライダーの劣化や変形などのためにエレメントがうまく噛み合わなくなることです。

この場合はまず、スライダーの緩みをチェックしましょう。

スライダーは、横から見たときに「コの字」形になっていれば正常な状態。
ペンチでスライダーを挟んで緩みを解消することで、元に戻る可能性があります。

他にも原因として、エレメントが変形していることによりファスナーが正常に機能しないことも。

スライダーに問題がない、あるいは緩みを直しても改善しなければ、
次にエレメントにズレや破損がないかを確認します。

ズレがあるならペンチを使ってまっすぐに直します。
破損しているようなら交換するようにしましょう。

エレメントがずれる

スライダーを端から端に動かしたとき、エレメントの片方がズレて余ってしまうのは、
エレメントが正しく嚙み合わずにズレてしまっているからです。

そもそもスライダーは左右対称にエレメントを噛み合わせるもの。

ところが、スライダーが劣化などによりゆるくなっていると、
そのエレメントの噛み合わせがうまくいかなくなることがあります。

直すにはまず、エレメントが余ってしまったほうの生地を引っ張り、左右対称にします。
このとき、生地を強く引っ張りすぎると生地を傷めてしまうので気をつけましょう。

次に、エレメントが余っているほうのスライダーをペンチで挟んで緩みをなくします。

また、生地を引っ張ってもエレメントが動かないときは、
エレメントが余っているほうのスライダーをマイナスドライバーで少しだけ開きます。

そうすると、調整しやすくなりますよ。

スライダーが動かない

スライダーが動かない原因としては、
生地を巻き込みそうになっていたり、生地がたるんでいるためにエレメントの噛み合わせが悪くなっていたりする場合が考えられます。

その場合、まずはスライダーを元の位置つまり箱まで戻します。

生地のたるみをなくし、生地をピンと引っ張っておいた状態で再度スライダーを動かしてみましょう。

スライダーが動きにくくなっているときに無理やり動かそうとすると、
生地を傷めたりエレメントを破損するなどの可能性もあるので注意が必要です。

他の対処法として、潤滑剤を塗って滑りを良くする方法もあります。

生地を傷めないことを確認した上で、
固形せっけんやワセリンなどをスライダーとエレメントに塗布したらスライダーを動かします。

作業後は潤滑剤が残らないよう、
洗濯することを忘れずに。

スライダーがエレメントから外れた

スライダーが劣化すると、エレメントから外れてしまうことがあります。

スライダーが片方だけ外れた場合、
外れたスライダーの隙間にエレメントを押し込んでみましょう。

エレメントが押し込めてスライダーが動くようになればOK。

もしもうまく押し込めなかったときは、次の方法を試してみてください。

まず、マイナスドライバーでスライダーの隙間を少しだけ広げます。
広げたスライダーの隙間にエレメントを差し込み、エレメントを挟んだまま、ペンチでスライダーを締めていきます。

このとき、きつく締めすぎるとスライダー自体が動かなくなってしまうので、様子を見ながら徐々に調整していくのがポイント。

スライダーが問題なく動くようになれば完了です。

こちらの方法は、スライダーが両方とも外れてしまったときにも有効です。
片方ずつ調整して直してください。

まとめ

ファスナーはふとしたことで外れたり破損したりするものです。

本記事でご紹介したファスナートラブルであれば、
自力で直すことも可能。

しかし、「テープが破れてしまった」「エレメントが変形した、破損した」など、
壊れ方やその程度によっては自分では対処できない場合もあるでしょう。

例えばブランド物のバッグや財布なら、可能な限り修理して
ファスナーを直して長く愛用したいもの。

専門業者に修理やファスナーの交換依頼をするのも方法のひとつ。
ただしその際は、別途数千円の費用がかかることも知っておく必要があります。

自力で直せるなら高額な修理費も発生しませんから、ぜひ本記事を参考にしていただけると幸いです。

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