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この記事の内容
- タイの旧正月ソンクラーン2023年はいつ
- タイの旧正月ソンクラーン2023年の祝日(休み)は
- タイの旧正月の風習や食べ物は
タイの旧正月ソンクラーンについてご紹介します。
日本を除く中国や台湾などアジアの各国では重要な祝日が旧正月です。
仏教国であるタイでは新暦の1月1日、太陰暦の旧正月(チャイニーズニューイヤー)、そしてタイの旧正月の本番といわれる4月のソンクラーンという3つのお正月があります。
タイの人々の間で最も重用な祝日は旧正月ソンクラーンです。
ソンクラーンは年間で最も重要な日であり、長い連休が設定されます。
こちらの記事ではタイの2023年の旧正月ソンクラーンはいつなのか?ソンクラーンの休みの期間はどれくらいあるのかについてまた、タイの旧正月ソンクラーンの習慣や伝統的な食べ物、そしてどのようなイベントが行われるのかをご紹介します。
中国とタイの旧正月の違いについても説明していますので最後まで読んでいただけると嬉しいいです。
タイの旧正月2023年はいつ
実はタイではお正月が年に3回あることをご存知ですか?
太陽暦のお正月
太陰暦のお正月(旧正月)
タイの旧正月ソンクラーン
です。
それぞれいつなのかご紹介します。
タイの旧正月ソンクラーンを祝う2023年概要
タイの旧正月ですが、毎年 日にちは変わりますが、2023年は1月22日(日)が旧正月となっています。
アジアでは旧正月をお祝いする国は多いのですが、意外なことに、タイでは旧暦のお正月は祝祭日ではありません
1月22日(日)が旧正月はタイの旧正月というよりもアジア、特に中国の旧正月といえるものでタイではソンクラーンという旧正月が4月にあります。
タイの旧正月(ソンクラーン)2023年はいつ
タイの旧正月の本番は4月のソンクラーンです
2023年のソンクラーンは4月13日(木)から4月15日(土)(毎年日が変わります)が
ソンクラーンのお正月でお休みです。
※ラオスやミャンマーでもソンクラーンはあるそうです。
そして、新暦の1月1日元旦もお正月としての祝日なのでなんと、タイでは1年に3回もお正月があります
観光地タイの旧正月2023年は
日本を除くアジアの国々では旧正月がお正月の本番です。
例年、春節という旧正月による長期休暇のある中国人の観光客でアジア有数の観光地タイは毎年大混雑します。
しかし2023年は昨年に続き新型コロナの関係で旧正月にタイへの観光客は少なくなることが予想されているものの、毎年タイでは中国人観光客向けの旧正月イベントが行われます。
また、タイの旧正月本番であるソンクラーンも同様に観光イベントなどが行われます。
タイの旧正月2023の休みの期間は
年に3回あるタイのお正月ですが2023年の祝日(休み)はどのようになっているのでしょうか?
新暦のお正月
タイでは新暦(太陽暦)のお正月にあたる元旦は「ワンピーマイ」と呼ばれます。
2023年1月1日(日)
「ワンピーマイ」祝日(お休み)は
- 1月1日(日) 元旦
- 1月2日(月) 元旦の振替休日
となっています。
タイでも元旦はありますが、日本のように大晦日から正月三ヶ日の休みはなく1月1日が祝日となっているだけです。
※2023年は1月1日が日曜日なので1月2日が振替休日となり連休となっています。
また、タイの1月1日は日本のような厳かな雰囲気はありません。
旧正月
2023年1月22日(日)が旧正月です。
タイでは中国の春節のような長期の祝日としての休暇はないようです。
中国の春節(旧正月)の期間は観光地タイでは観光客向けの旧正月の様々なイベントが行われます。
タイではソンクラーンが本番のお正月ですが、旧正月の1月22日は会社など営業を休むところもあります。
ソンクラーン(タイの旧正月)2023の日程は?
2023年4月13日(木)から4月15日(土)
タイでは太陰暦の旧正月(ソンクラーン)を正月の本番と捉えています。
2023年のタイの旧正月(ソンクラーン)の祝日は以下のように日曜日と振替休日を入れると5連休になっています。
4月13日(木) ソンクラーン(旧正月)
4月14日(金) ソンクラーン(旧正月)
4月15日(土) ソンクラーン(旧正月)
4月16日(日) 日曜日
4月17日(月) ソンクラーン(旧正月)の振替休日
また、工場では休む際はいっせいに休んだほうがエネルギー面でコストが下がるのでタイではソンクラーン(旧正月)にあわせて長期の休暇をとるところもあります。
タイの旧正月ソンクラーンの風習
タイの旧正月の風習と伝統
年に3回のお正月があるタイですが
こちらではタイの旧正月の本番であるソンクラーンの風習についてご紹介します。
ソンクラーンは別名「水かけ祭り」と呼ばれています。
「水かけ祭り」
ソンクラーンの時期にはタイ全土で水掛け祭りが行われます。
タイでは水をかけるという行為には「敬意を払う」という意味があり「水かけ祭り」は
もともとはタイの旧正月に仏像や年長者の手に水をかけてお清めするという儀式でした。
しかし近年は通行人同士でも激しく水をかけあうようなお祭りになっています。
中でもチェンマイの水かけ祭りはその激しさで有名です。
タイの旧正月ソンクラーンのある4月はタイで最も暑い時期なので水かけも良いのですが
タイの人はもちろん観光客なども道を歩いていたら容赦なく水をかけられることがありますので、この時期のタイ旅行はスマホなどには特に注意しましょう。
タイの旧正月ソンクラーンの習慣
タイの旧正月ソンクラーンは大型の連休が入ることから帰郷の時期にあたり
家族が集まったり、旅行に行ったりなどで賑わいます。
タイの旧正月ソンクラーンの習慣を見てみましょう。
4月13日
日本の年末(大晦日)を意味するのが4月13日と14日になります。
精神的浄化もタイでは新しい年を迎える「再生」のための儀式です。
タイでは朝には功徳を施す儀式が行われ僧侶に対してお布施が為されます。
家庭やお寺などでも大掃除が行われ、仏像が町の至るところに並び聖水で洗われます。
4月14日
終日ソンクラーンの水かけが行われます。
夕方、お寺では砂でお城を造り花や旗の飾り付けが行われます。
4月15日
タイの元旦にあたります。
僧侶に食べ物や供え物を捧げます。
また、魚や鳥を放つといった功徳を与える儀式が行われます。
尊敬、懺悔の意をこめて年長者に聖水を注ぎ、親愛・敬愛する人々や亡くなった人々の幸福と幸運を祈ります。
タイの旧正月の食べ物
2023年のソンクラーンを祝う伝統的な料理とイベント
タイの旧正月ソンクラーンの食べ物として知られるのが「カオチェー」です。
「カオチェー」は、ぬめりを取ったサラサラなタイ米にジャスミン水を掛けて食べるシンプルな料理です。ジャスミンの花の香りが暑いソンクラーン時期に清涼感を与えてくれます。
「カオチェー」はもともとタイの宮廷料理でしたが
ぬめりを取ってお米(タイ米)を炊く作業が非常に大変なことやジャスミン水、盛り合わせの食材などに手間がかかるためタイ料理店でどこでも食べられるわけではありません。
また、あっさり系の「カオチェー」には日本の「おせち料理」のような感覚で
など数々の付け合わせがあります。
・ひき肉入りの唐辛子
「プラーフォイ」(魚を細く割いて炒めたもの)
・干した豚肉を細かくほぐしたもの
・赤玉ネギを揚げたもの
・カピ(小エビを塩漬けにして発酵させた調味料)を揚げたもの
・塩気のある卵を揚げたもの
・生野菜(付け合せ)など
まとめ タイの旧正月2023
タイのお正月(旧正月)は日本の元旦や中国の春節などと違った時期にあることに驚きました。
タイの旧正月ソンクラーンは水かけ祭りで賑わう絶好の観光時期でもあります。
タイ力に行くならこの時期を選んで
タイの旧正月を楽しんでみるのもいいかもしれません。
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