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本物のクリスマスツリーはなんの木が使われるのでしょうか?
クリスマスツリーに使われるのは常緑性針葉樹という一年中葉をつける木で、針のような細い葉やうろこ状の葉をもつものが主です。
ここでは以下の5種類をご紹介します。
・もみの木
・ウラジロモミ
・ドイツトウヒ
・ゴールドクレスト
・プンゲンストウヒ
また、もみの木がクリスマスツリーに選ばれるようになった由来や、本物の木をクリスマスツリーに選ぶ時のポイントもあわせてご紹介します。
クリスマスツリーで使われる本物の木は何?
クリスマスツリーといえばもみの木のイメージがありますよね。
でも、他にクリスマスツリーってなんの木があるのか知りたい人もいると思います。
そこでクリスマスツリーで使われる本物の木を5種類ご紹介します。
1.もみの木
クリスマスツリーといえば歌にもあるようにもみの木(モミノキ)を思い浮かべる人も多いと思います。
もみの木は日本特産でマツ科モミ属の常緑針葉樹です。
葉は密に生えていて、樹形が端正で美しく、成長すると樹高が20m~30mにもなります。
イベントなどで見かけるもみの木の巨大なクリスマスツリーはこの特徴からです。
2. ウラジロモミ
ウラジロモミは日本特産でもみの木と同様、マツ科モミ属の常緑針葉樹です。
実は日本でクリスマスツリーのもみの木といえば、このウラジロモミの方が一般的に使われている木です。
葉は密に生えており、らせん状についています。
名前のとおり裏側が白く見えますが、実際は緑と白のストライプ模様であるという特徴があります。
【園内情報】10月1日7時半、気温は12℃。ウラジロモミの球果が熟してきました。モミの仲間は松ぼっくりの形では落下せず、バラバラになって鱗片が落ちてきます。珍しく球果の先っぽが拾えたので、鱗片をめくって解体してみました。真ん中が鱗片、下の右側が鱗片にくっついていた種子と翼です。 pic.twitter.com/aprkb5z5KK
— 岩手県県民の森 (@forest_iwate) September 30, 2022
本館地下マリンピアホールに4.5mのクリスマスツリーを展示しています。
(展示期間~2020/12/28)
天然のウラジロモミを使用、近づくと木のいい香りがします🎄
2,100球のLEDと3本の円柱水槽が放つ淡い光の中、幻想的な雰囲気をお楽しみください。#マリンピア日本海 #クリスマスツリー #モミの木 pic.twitter.com/4TbLOA9Waq— 新潟市水族館マリンピア日本海PR【公式】 (@Marinepia_PR) November 27, 2020
3.ドイツトウヒ
ドイツトウヒはマツ科トウヒ属で、ヨーロッパトウヒ、オウシュウトウヒとも呼ばれているとおりヨーロッパ原産の常緑針葉樹です。
葉は暗い緑色で光沢があり、葉の断面は菱形をしています。
また、もみの木よりも葉が細かいのが特徴です。
円錐型できれいに整った樹形に育ち、クリスマスツリーとして多く使われています。
4.ゴールドクレスト
ゴールドクレストは、ヒノキ科イトギス属で北アメリカ原産の常緑針葉樹です。
葉は名前のとおり黄金色(薄緑色~黄緑色)で、樹形は自然と整う円錐型で枝葉にボリュームがあるのが特徴です。
サイズは様々でホームセンターなどでも手軽に手に入れることができます。
その樹形からクリスマスツリーとして人気があります。
5.プンゲンストウヒ
プンゲンストウヒはマツ科トウヒ属で、コロラドトウヒトも呼ばれる北アメリカ西北部原産の常緑針葉樹です。
葉の色はきれいな青みを帯びた色をしていてとても美しいのが特徴です。
寒さに強いため、北海道では街路樹としても使われています。
成長が遅く、一年で10cmほどしか伸びませんが、生長すると樹形は整います。
クリスマスツリーにもみの木が選ばれるようになった理由は
そもそもなぜもみの木(マツ科モミ属)がよくクリスマスツリーに使われるのでしょうか。
その理由にはさまざまな説があるようです。
クリスマスは英語表記で「Christ」と「mas」でキリストのミサ、つまりキリストの降誕祭を意味しますが、クリスマスツリーについてはキリスト教は関係していないと言われています。
かつて北欧に住んでいたゲルマン民族が冬至の頃に行われたお祭り「ユール」の際、もみの木を「永遠の命の象徴」と崇めていました。
もみの木は常緑針葉樹で、寒い冬だろうが年間をとおして緑を絶やすことがなく「永遠」や「力強さ」などを表していることから、「永遠の命の象徴」と言われたのだそうです。
寒い冬でも力強く緑をつける常緑樹は、キリスト教ではキリストが与える永遠の命を象徴しているとも言われています。
このことからゲルマン民族の風習とキリスト教が混交し、もみの木がクリスマスツリーとして使われるようになったのではないかとのいう説があります。
本物の木をクリスマスツリーにするときの選び方は
本物のクリスマスツリーで使う常緑針葉樹のご紹介をしましたが、どのように選べばいいのでしょう。
ここでは木の選び方をご紹介していきます。
置く場所と木の大きさ
テーブルや棚の上などに置きたい場合、大きすぎる木は置けません。
また、室内か室外かなどクリスマスツリーを置く場所に合わせた木を選ぶ必要があります。
好みの樹形と飾りつけのしやすさ
理想のクリスマスツリーの樹形はそれぞれだと思いますので、好みに合ったものを選びたいですよね。
また、全体のバランスを見て飾りつけのしやすい木を選ぶことも大事です。
育て方・手入れのしやすさ
緑葉針葉樹は寒さにも強いですが、高温多湿の夏場などは管理に注意が必要です。
お手入れ方法もそれぞれ違いますので、育てやすい木を選びましょう。
飾り【オーナメント】の選び方のポイント
次にオーナメントの選び方のポイントをご紹介いたします。
オーナメントは種類が豊富です。
好みのオーナメントを選ぶのはもちろんですが、テイストを決めて配色や配置を決めるとまとまったおしゃれなクリスマスツリーになります。
お子様がいる家などはポップな色で仕上げてみたり、北欧のように落ち着いた色でまとめてみたり。
オーナメントの色は3色以内で揃え、様々な素材や質感、サイズなどを使うとバランスよく飾ることができますよ。
また全体のバランスをみてリボンや電飾、お花や葉で作ったガーランドを使って好みのクリスマスツリーにしてください。
まとめ
ここでは、本物のクリスマスツリーに使われる5種類の木についてご紹介しました。
クリスマスツリーの木には
・もみの木
・ウラジロモミ
・ドイツトウヒ
・ゴールドクレスト
・プンゲンストウヒ
などの常緑性新緑樹が使われます。
また、もみの木がクリスマスツリーに選ばれるようになった理由もご紹介しました。
あわせて本物のクリスマスツリーを選ぶ際のポイントと飾り付けを選ぶポイントもご紹介しましたので、ぜひ好みのクリスマスツリーを探してみてくださいね。