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七草と言えば春のイメージがありますね。1月7日に食べる七草がゆに春の七草を入れて食べます。
実は春だけでなく秋にも七草があるのをご存知でしょうか。
秋の七草は春の七草にくらべると実際に目にとまることが少なく覚えにくいのですが以下の3つの方法をで覚えることができます。
- 順番
- 語呂合わせ
- 短歌のリズム
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中学受験に出題される秋の七草
秋の七草は、萩(はぎ) ・桔梗(ききょう) ・葛(くず) ・藤袴(ふじばかま) ・女郎花(おみえなし) ・尾花(おばな) ・撫子(なでしこ)の7つです。秋の七草は実は受験でも出題されることがあります。
その理由は万葉集で詠まれているからです。中学などの受験で出題されるとなると覚えておかないわけにはいきませんね。
お子様に覚え方を聞かれるかもしれません。
秋の七草の覚え方について調べてみました。
秋の七草の覚え方その1:リズムに乗って順番で覚えていく
歴史の年表を覚える時に、リズムに合わせて覚えたという人もいるのではないでしょうか。
秋の七草を覚える時も、リズミカルに覚えてみましょう。覚えやすいリズムは《5・7・5・7》のリズムで
秋の七草を口ずさむ方法です。
口ずさむ順番は《はぎ・ききょう くず・ふじばかま おみえなし おばな・なでしこ》の順です。
この順番で音楽に合わせて読んでみても良いですね。好きな曲の歌詞を置き換えて読めばより楽しく覚えられます。
秋の七草の覚え方その2:語呂合わせは最強!
語呂合わせで歴史の年号を覚えたという人は多いでしょう。
秋の七草も語呂合わせで覚えてしまいましょう。
秋の七草は「おすきなふくは」という形で覚えている人が多いです。
それぞれの七草の頭文字をあてています。
「お」は「おみえなし」、「す」は「すすき」、「き」は「ききょう」、「な」は「なでしこ」、「ふ」は「ふじばかま」、「く」は「くず」、「は」は「はぎ」のことです。
クイズ形式にして頭文字を書いた紙の後ろに答えを書いて、覚えるという方法もおすすめです。
リング式の単語カードを用意して作れば簡単です。
秋の七草を短歌【歌】のリズムで覚える方法もあります。
これは秋の七草についての短歌を覚えるのではなく短歌のリズム「5・7・5・7・7」の31文字のリズムで覚えるとうもので「5・7・5・7・7」の組み合わせは以下のようになります。この歌のリズムで何度も口ずさめば短歌のリズムとしてすんなり頭に入ってくるでしょう。
5 はぎ/おばな(萩・尾花(薄))
7 くず/ふじばかま(葛・藤袴)
5 おみなえし(女郎花)
7 なでしこ/ききょう(撫子・桔梗)
7 あきのななくさ(秋の七草)
それぞれの花言葉を知っておけば興味が出やすい
また、秋の七草を覚える際に、まずどんな植物なのか知っておくとより覚えやすくなります。
それぞれの写真も調べてみるとより興味がわきますね。
秋の七草の花言葉もあります。
はぎの花言葉は「やわらかな心」や「内気」という意味があります。控えめな花を咲かせるところから
この花言葉が生まれたと言われています。
すすきの花言葉は「生命力」や「活力」という意味があります。まっすぐ伸びるすすきのイメージから
生まれた花言葉です。
くずの花言葉は「根気」や「努力」などがあります。くずはとても強い植物なのでこのような花言葉になりました。
くずは薬草としても使われることが多いので「治癒」というような意味もあるようです。
なでしこは「無邪気」という花言葉や「純愛」という花言葉があります。なでしこの花がピンク色でとても繊細な
花びらなのでこのような花言葉が生まれています。
おみえなしは繊細な雰囲気のある花で女性らしいイメージがあるとされています。そこから「美人」や
「親切」という花言葉があります。
ふじばかまは花が少しずつ咲くことから花言葉も「遅れ」や「ためらい」となっています。
ききょうの花言葉は「清楚」や「誠実」です。
ご紹介している花言葉以外にもあるようなので調べてみてください。
興味がわくとより秋の七草を覚えやすくなります。
秋の七草は食べない?
春の七草は七草がゆに入れて食べますが、秋は食べると聞いたことがありませんね。
秋の七草を食べることはありません。秋の七草は鑑賞して楽しむというものです。
そのため春に比べると覚えにくいと感じるかもしれませんね。
しかし知っていれば受験でも役立つ可能性はありますし、雑学としても知っていて損はしないです。
ぜひご紹介した覚え方で秋の七草を覚えてみてください。
スラスラ言えたらかっこいいですね。