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秋といえば、食欲の秋と言われるくらい美味しいものが旬をむかえますね。
ところで、なぜ「食欲の秋」といわれるようになったのでしょうか?
食欲の秋といわれる由来と、食欲の秋で、ついつい食べ過ぎてしまう方に向けて食べ過ぎの防止のツボも対策としてご紹介します。
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「食欲の秋なぜ」理由と由来は
「食欲の秋なぜ」
その理由ですが、日本のように四季のある地域では太古から自然界のサイクルの中で、秋は厳しい冬を乗り切るためのあらゆる生き物が栄養を蓄える準備期間だということがいえると思われます。
秋は多くの食べ物が旬をむかえる収穫期
まず、考えられるの秋は食べ物が豊富に収穫され美味しいということです。
秋には、松茸、栗、かぼちゃやナスなど野菜や米をはじめ柿、梨、リンゴなどの果物など美味しいものがたくさん収穫されます。また秋刀魚などの魚も脂が乗って旬の季節をむかえます。自然の流れの中で春に育った種子や苗、そして魚の卵などが成長して成熟期を迎えるのが秋です。
そして人間も気候も夏の暑さから解放されて快適な気候に、この環境の中で食欲がないというのは逆に不思議なくらいですよね。
また、人間も生理的に秋に食欲が増すのには理由がありそうです。
セロトニンを増やす必要があるため
秋になると急に日照時間が短くなりますよね。
特に9月になると日の短さは日増しに早まり、秋の日暮れが早いことのたとえとして※「秋の日は釣瓶落とし」という諺があります。
日中に活動するヒトなどの動物は日照時間が短くなると精神を安定させてくれる『セロトニン』というホルモンの分泌量が減ってしまいます。減少してゆく「セロトニン」を増やすして精神のバランスを安定させるためには糖質・肉類・乳製品を十分摂って睡眠をとる必要があります。
そのため秋になって日照時間が減るとヒトには食欲を増進させるようなプログラムが仕掛けられているのではないかと考えられています。
※秋の日は、井戸の釣瓶が落ちるように早く沈み、暮れてしまうことの例え
生物の冬眠に関係がある?
冬眠をする動物、例えば野生のヒグマは秋の時期に食欲が非常に旺盛になります。
またこの時期はヒグマの生息地である北海道などではシャケの遡上が始まりますので鮭を餌にしてヒグマは皮下脂肪を十分に蓄えて冬眠に備えるのです。
冬眠をしない野生動物も厳しい冬場には餌が減ってしまうため冬に備えて皮下脂肪を蓄積します。人間は冬眠しませんが厳しい冬に備えて脂肪を蓄えておこうと本能的な防御機能あるのかもしれません。
「食欲の秋」ついつい食べ過ぎてしまう対策とは
美味しいものがたくさん並ぶ秋 そして本能的に食欲が増すと考えられている秋
どうしてもついつい食べ過ぎてしまいがちですよね。そこで食欲の秋に「食べ過ぎ」を抑える方法を紹介します。
食欲を抑えるにはいくつかの方法がありますが、こちらでは食欲を抑えるツボについて詳しくご紹介します。
食欲を抑える耳のツボ
食欲を抑えるツボは耳と手にあります。
耳には「飢点」と呼ばれるツボがあります。何やら飢えるという漢字がつくので意味がありそうですが「飢点」は食欲を減退させるツボです。
「飢点」は耳の穴の顔側に位置して、耳の軟骨の突起とアゴの骨の間に位置します。この「飢点」を刺激すると、脳内にある満腹中枢が刺激され食べ過ぎを未然に防いでくれます。
食べ過ぎを防止するには食事の20~30分前に両方の「飢点」を親指で押しながら30秒ほど揉みます。押す回数は10回ほど。なので1回につき3秒ほど10回も揉むといった感じです。
食欲を抑える手のひらのツボ
食欲を抑える手のひらのツボは「胃・脾・大腸区」といます。
「胃・脾・大腸区」は図のように親指の付け根から手首まで広がるツボです。この「胃・脾・大腸区」を、まんべんなく刺激することで胃腸の働きを抑える作用があり食べ過ぎを防止してくれる効果があります。
刺激の方法は少し痛いくらい押すのがポイントです。刺激しているうちにコリをほぐすようなマッサージのような気持ちよさになります。
「胃・脾・大腸区」の刺激は食べ過ぎた後の胃もたれの緩和にも有効です。
まとめ
いかがでしたか?
秋に食欲が出る理由、食欲の秋の由来と食べ過ぎの防止法について紹介してきました。美味しいのもが並ぶ秋の季節はついつい食べ過ぎて体重オーバーになりやすい時期です。
食べ過ぎそうなときは食欲を抑えるツボを是非やってみてください。