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この記事の内容
1. 有機ELテレビのデメリットとは
2. 失敗しない有機ELテレビ選び方
3. 買うなら有機EL vs液晶 どっち
画面が薄く、軽量、そして何と言っても超高画質で美し映像が観られる有機ELテレビ
有機ELテレビの発光の仕組みは
バックライトが搭載されカラーフィルターで色を表現する従来型の液晶テレビと根本的に違っていて
パネル自体が発光するため黒のコントラストの高い映像を再現可能です。
また、TVはもちろん大迫力のゲームやYoutubeなんかも楽しめる
薄型と超高画質を実現した有機ELテレビですが、デメリットもあります。
こちらの記事では
有機ELテレビのデメリットをよく知った上でテレビ選びのお役立ち情報をまとめています。
有機ELか液晶どっちにするか悩んだ時にお役立てください。
LG 48型 4Kチューナー内蔵 有機EL テレビ OLED48A2PJA Alexa 搭載 2022 年モデル 黒 |
有機ELテレビのデメリット
有機ELテレビは液晶テレビよりも画質が良く、軽量薄型で欠点がないように感じますが、いくつかのデメリットはあります。
有機ELのデメリットは以下の4点です。
- 直射日光が当たると見づらい
- 液晶と比べて価格が高い
- 画面焼き付きの心配
- 消費電力が高いので電気代がかかる
液晶テレビと比較した場合の有機ELテレビのデメリットを解消法とセットでご紹介します。
<直射日光が当たると見づらい>
有機ELテレビは液晶テレビと比べて最高輝度が低く、直射日光が当たると反射して見えにくいデメリットがあります。
全てのモデルが画面の明るさを自動調整してくれる機能を搭載しているわけではないため、直射日光が当たらない場所に配置したり、カーテンで遮光したりと配置の工夫をしてデメリットが解消しましょう。
<価格が高い>
有機ELテレビの価格相場は20万円以上するものが大半で、48インチの液晶テレビは10万円前後ですが、有機ELテレビは20万円くらいです。
高くて手が届かないと感じる方も多いと思いますが、2022年にパナソニックが最小モデルの有機ELテレビを販売するなど、従来よりもリーズナブルな価格で楽しめるようになっています。
<画面焼き付きの心配>
有機ELテレビを使う際、長時間同じ画面を表示し続けるとその画面の模様が残ってしまう「焼き付き」とよばれる現象が起こり、視聴への悪影響が懸念されます。
完全に焼き付きを防ぐことは難しいですが、画面の明るさを下げたり、スクリーンセーバー機能を使用することで焼き付きをある程度抑えることができます。
<電気代>
省エネ型製品情報サイト(資源エネルギー庁)が発表している、液晶テレビと有機ELテレビの年間目安電気代平均を算出しました。
液晶テレビの年間目安電気代は3,129円、有機ELは5,639円となり、有機ELテレビの方が約2倍の電気代が掛かります。
音量の出し過ぎやつけっぱなしを防止して、こまめに節約をすれば電気代を抑えられます。
参考:省エネ型製品情報サイト(資源エネルギー庁)
有機ELテレビ 寿命は短い?
有機ELテレビの寿命はどのくらいの長さなのか気になる人も多いと思います。
結論から言いますと、液晶テレビよりは比較的短いですが、有機ELテレビの寿命はそこまで気にする必要はありません。
なぜなら、テレビは有機ELの寿命は3万時間程度で、1日6時間使用して13~14年は使用できるからです。
また、寿命といっても有機ELパネル以外の部品が故障することもあるので、有機ELテレビはパネルの寿命だけを気にする必要はありません。
有機ELテレビのメリット
有機ELテレビのメリットとしては以下の点があげられます。
- 薄くて軽い
- 横から見ても色合いの変化がほぼない
- 黒の表現が綺麗で画質が良い
- 映像の遅延が少ない
薄くて軽い
有機ELテレビは映像を構成する画素そのものが独立して発光する仕組み「自発光方式」で映像を映しています。
そのため壁掛けにも向いている薄型で軽量な設計が可能となっており、室内で余分なスペースを取りません。
横から見ても色合いの変化がほぼない
有機ELテレビは画面の表示が正しく見える角度が広く、横から見ても映像の色味が変わることがありません。
家族でテレビ観賞をするときもストレスを感じることなく、色鮮やかな映像を楽しめます。
・黒の表現が綺麗で画質が良い
有機ELテレビは1画素ごとに明るさを調整できるので、完全な黒が表現でき、綺麗な画質で映像を楽しめます。
また、有機ELテレビのディスプレイは4K画質のものが大半なので、表現の幅が広いのも魅力的です。
・映像の遅延が少ない
前述の通り、有機ELテレビは自発光方式で映像を流しているため、映像を切り替える反応速度が速く、滑らかな映像が楽しめます。
映画やテレビなど映像作品だけでなく、ゲームを楽しみたい方にもおすすめです。
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失敗しない有機ELテレビ選び方
有機ELテレビで失敗しないためには以下の4つのポイントをチェックしましょう。
失敗しない有機ELテレビ選びのポイント
- メーカー独自の高画質映像処理技術の強み
- 音にこだわるならスピーカーの出力「W数」の確認
- 複数番組を録画を考えたチューナー数
- 部屋のサイズと画面の大きさのマッチング
- あったほうが良い機能
<高画質映像処理技術は各メーカー違う>
有機ELテレビは高画質映像処理技術を搭載しており、綺麗な画質を再現できますが、これは各メーカーによって異なります。
4Kの解像度に満たない映像を高精細な4K解像度に変換する技術「アップコンバート」は魅力です。
また、明暗の輝度差が広い映像で、本来の色などリアル感を忠実に再現する技術「HDR」も便利です。
<大迫力の音質重視ならスピーカーにこだわる>
有機ELテレビは画質だけでなく音質にもこだわりましょう。
高音と低音をバランスよく再生したり、再生コンテンツに合わせてモードを設定したりと、場面に応じた使い分けを楽しめます。
さらに迫力のあるサウンドを楽しみたい方は、スピーカーの出力「W数」が高いものを選ぶと、臨場感を味わえますよ。
<チューナー数は重要>
同時に複数番組を録画したい方は、「チューナー数」もチェックする必要があります。
視聴と録画が同時にできる番組数はチューナー数に比例し、3基のチューナーを内蔵している場合、1つの番組を視聴しながら同時に2つの番組を録画できます。
チューナーも4K用や地上デジタル用など複数種類があるので注意が必要です。
<画面のサイズ視聴距離や部屋に合わせて>
テレビにはサイズや解像度ごとに視聴距離の目安があるため、有機ELテレビの画面サイズに気をつけて選ぶのがおすすめです。
多くの有機ELテレビは4Kディスプレイで、この場合は「画面の高さ×約1.5倍」が適しています。
頻繁にテレビの位置を変える方や引っ越しの多い方は、サイズだけでなく重さも確認しましょう。
<あったほうが良い機能>
・残像感の少ないなめらかな映像を視聴でき、スポーツ中継やアクション映画に適している「倍速機能」
・映像の遅延が防止し、ストレスフリーにPS4 ProやPS5などのゲームが楽しめる「ゲームモード」
・YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスをワンタッチでダイレクトにアプリ起動できるリモコン
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有機EL vs液晶 どっち
ここまで液晶と比較した有機ELのデメリットや寿命、有機ELテレビの選び方をご紹介しました。
買うならどっちがおすすめかわかりやすくするため、液晶の有機ELと液晶を比較してまとめてみました。
有機ELと液晶の比較
比較ポイント | 有機ELテレビ | 液晶テレビ |
価格 | 高い | 安い |
本体の厚さ | 薄い | 厚い |
本体の重量 | 軽い | 重い |
画質 | すごく良い | 良い |
<価格面>
価格については、液晶テレビは有機ELと比べて、半分くらいの値段で買えるのでお得でしょう。
予算にもよりますが、小型~中型モデルの有機ELテレビであれば、出費をある程度抑えることができそうです。
<厚さ・重量>
暑さ・重量は液晶テレビよりも有機ELテレビの方が、壁掛けするにもちょっとした模様替えをするにも楽です。
有機EL本体も薄いので部屋が窮屈になるのが嫌でテレビを置きたくない人も広々と使えますね。
<画質について>
画質は自然光発光でコントラスト表現に優れた有機ELテレビは液晶テレビよりも高画質で映像を楽しめます。
ディスプレイによって多少の違いはありますが、有機ELはスポーツ観戦やゲームにも最適と言えるでしょう。
<総合的に考えると>
有機ELテレビは液晶テレビよりも総合的にメリットが多いため、これからテレビの購入を検討している方は有機ELテレビを買うことをおすすめします。
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まとめ 有機ELデメリット
液晶テレビと比べると画質や様々な機能に富んだ有機ELテレビですが、見落としがちな欠点もあるので今回は有機ELテレビのデメリットに焦点をあててきました。
しかし、今からテレビを買い替えるなら将来的なことを考えると
- 画質
- 軽量化
- 機能性
この3点においては有機ELテレビに軍配は上がります。
有機ELテレビのデメリットも知ったうえで失敗しない有機ELテレビの選び方を参考に選べば
買ったあとで気がついて後悔することも無いでしょう。
よりきれいな映像で楽しみたいと思っている方はぜひ購入を有機ELテレビ検討してみましょう。
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