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バジルの害虫と虫除けは万全?バジルの病気と栽培のポイントも

バジルの害虫と虫除け

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バジルは簡単に栽培を楽しめる植物の一つですが、害虫がつくことがあります。

いざ食べようと収穫したら、虫がついていてショックを受けたという方も多いのではないでしょうか。

この記事はバジルの虫除け対策や、上手に育てるためのポイントが分かる内容となっています。

これからバジルを育ててみたい方や、バジルを栽培していて害虫に悩んでいる、という方はぜひ読んでみて下さい。

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目次

バジル害虫4種

バジルにつきやすい害虫は以下のような虫があります。

  • ヨトウムシ
  • アブラムシ
  • コガネムシ
  • バッタ

バジルの害虫①ヨトウムシ

ヨトウムシは褐色や緑色をした、ヨトウガの幼虫で、名前の通り夜に活動します。

ヨトウムシは葉裏に卵を大量に産み付け、卵がかえると群生して葉を食べるので、早い段階で見つけて葉ごと処分することが必要です。

卵が産み付けられる葉裏を中心に、卵がついていたり幼虫がいないかをチェックしましょう。

バジルの害虫②アブラムシ

アブラムシは2~4ミリほどの小さな虫で、黄色や黄緑、赤、黒など様々な色のものがいます。

大量に群がって植物の汁を吸うので、成長を阻害したり、排泄物にカビが生えた状態(すす病)になることがあります。

数が少ないうちは、根気がいりますが粘着テープなどでとることで対策しましょう。

薬剤を使用する場合は、説明を見て対応したものを選んで下さい。ハダニはダニの仲間で、体長は0.3~0.5mm程、赤色や黄緑色のものがおり、クモに似たような形が特徴です。

葉裏に寄生して葉を吸うため、その跡によって葉が白っぽくなったり、成長を阻害することがあります。

ハダニは水に弱いので、葉水(霧吹きなどで葉に水を与えること)をしたり、水を強くかけることで洗い流しましょう。

バジルの害虫③コガネムシ

 

コガネムシは、光沢のある緑などの色をした虫です。

幼虫は植物の根を食べて育つため、養分の吸収がうまくいかず枯れることがあり、成虫になると葉や花を食べるため、植物の生育が悪くなります。

そのため、土をビニールなどで覆って産卵を防いだり、コガネムシを見かけたら捕殺するようにしましょう。

バジルの害虫④バッタ

 

バッタは緑色のものが多く、日本で多くみられるオンブバッタは5月~10月頃に発生する虫です。

バッタは葉を食べるので、バジルの成長が阻害されます。

オンブバッタはシソ科の植物を好むので、他の植物が食べられないように、シソ科の植物は敷地の端などに置くなどして遠ざけておきましょう。

バジルの虫除け対策

次に、バジルの害虫対策の基本をおさえておきましょう。

バジルの虫除け対策①防虫ネットをかける

1つ目は、「防虫ネットをかける」ことです。

害虫そのものがバジルについたり、卵を産み付けられるのを防ぎます。

防虫ネットは100円ショップやホームセンターで簡単に手に入れることができますよ。

防虫ネットを使用して、害虫からバジルを守りましょう。

バジルの虫除け対策②風通しをよくする

2つ目は、「風通しをよくする」ことです。

風通しが悪く湿気のある場所では、害虫が発生しやすくなります。

下の方に生えている葉や、虫に食べられたり枯れたりしている葉は落として、湿気が溜まらないようにしましょう。

たくさん植えている場合は、密集している部分を間引きをします。

風通しを良くすることで害虫の発生を防ぎましょう。

バジルの虫除け対策③トウガラシなどのエキススプレーで虫除け

3つ目は、「トウガラシなどのエキススプレーで虫除け」です。

トウガラシには、アブラムシなどの害虫に虫除け効果があるといわれています。
薬剤は気になるという方でも、身近な食べ物で虫除けができたら安心ですよね。

例えば、焼酎に唐辛子を漬け込んで作る方法など、手作りの虫除けスプレーの作り方は調べれ
ば色々と出てきます。

バジルの害虫対策として、トウガラシなどのエキススプレーを役立てましょう。

害虫原因のバジルの病気はどのようなものがある?

バジルの病気には軟腐病というものがあります。

<軟腐病>

細菌によっておこる病気で、腐敗して異臭を放つのが特徴です。
害虫がバジルを食べることで傷ができ、その傷口から細菌が入り込み、繁殖することで被害が増えます。
湿度の高いときに発生しやすいといわれています。

そのため、害虫対策をしっかりすることと合わせて、間引きや不要な葉を落とすことで、風通しを良くして、軟腐病を防ぎましょう。

バジル栽培のポイントは

バジル栽培のポイントを説明します。
バジルはハーブの一種で、シソ科の植物です。

爽やかな香りが特徴で、スイートバジルやレモンバジルなど、様々な種類があります。
バジルはプランターなどで種や苗から簡単に栽培できるので、初心者の方にもオススメです。

上手に栽培するためには、以下のポイントを守って栽培しましょう。

日光に当てる

1つ目は、「日光に当てる」ことです。

バジルは暑さに強い丈夫な植物で、十分な日光を必要としているため、日照不足になると、ひょろひょろとした細い株になる可能性があります。

ただし、真夏の直射日光や西日など、強すぎる日光は葉が焼けたり固くなる原因となるので、注意が必要です。

強すぎる日光は避けるようにして、日当たりの良い場所で十分に日光に当てながら育てるようにしましょう。

室内での栽培は使う土と肥料に注意

バジルは室内でも栽培できますが、その際には使う土と肥料に注意が必要です。
腐葉土や肥料などを使用すると、腐りやすく虫がわく原因となってしまいます。

また、腐葉土や堆肥(動物の糞尿など、有機物を微生物によって分解された肥料)、有機肥料(油粕や魚粉など、植物性や動物性の有機物を原料にした肥料)には虫が集まりやすい性質があります。

購入する土のパッケージを見て、土にも注意しながら栽培しましょう。

葉水を与える

バジル栽培のポイントとして、葉水をすることも重要になります。
葉水とは、霧吹きなどを使って植物の葉に水を与えることです。

バジルの葉裏につきやすいハダニなどの害虫は、乾燥した環境を好み水に弱いので、葉水をすることでそういった害虫の虫除け効果が期待できます。
そのため、葉裏も忘れずに、定期的に葉水をすることによってバジルの虫除けをしましょう。

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